開山1300年を迎えた六郷満山
国東から杵築、日出の日帰りぐるっと巡って国東半島を知る秋旅 行ってきました。
風爽やかな9月下旬に向かった大分県国東半島。福岡からバスでおよそ2時間20分で到着したのは開山1300年を迎える大分県国東半島の六郷満山の一つ天台宗峨眉山 文殊仙寺。「三人寄れば文殊の知恵」でも知られるお寺です。
*今年は、大分県国東半島宇佐地域 六郷満山開山1300年の年。国東半島に点在する数多くのお寺は718年(養老2年)に仁聞菩薩(にんもんぼさつ)が開基したと伝われています。仁聞菩薩は宇佐八幡神の化身(生まれ変わり)とも言われ、神が国東半島に28の寺院を開設して6万9千体もの仏像をつくったとされているんです。国東半島には、両子(ふたご)山から放射状に伸びる谷筋に沿って6つの郷があり「六郷」と「満山」は寺院群を指しているのだそう。文殊仙寺は日本三文殊の一つ「文珠菩薩」をご本尊とするお寺。648年に役行者によって開かれたとされる六郷満山随一の古刹です。入り口から少し階段を登ると仁王像に迎えられそこから300段の階段を上がり本殿へ。
境内からは瀬戸内海が一望できて快晴の日には四国や本州山口県まで見渡せるそう。「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選定されています。
文殊仙寺では護摩焚き祈願を行いました。
霊木に願いことと名前を書いて祈願してもらいます。
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住職のすぐそばで護摩焚きを体験できるのはここだけと言われています。火をくべる釜が仏の口と見立てられお供え物を炊く。お供え物とともに私たちのお願い事を書いた霊木も一緒に飲み込んでもらい願い事を成就していただくのです。祈願の間、燃え盛る炎は神秘的で迫力があって心が清められる思いがします。
秋には年に一度の八千枚大護摩供が行われるとのこと。 丸2日間断食、断水、不眠で3時間ごとに護摩焚きを行うのですが、1ヶ月前から五穀と塩を口にせず徐々に食事も減らし(1日300〜400カロリー)行に向かわれるとのことです。
・八千枚大護摩供:2018年は11月2
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岩山と一体化した奥の院から湧き出る「知恵の水」を飲むと知恵がつくと言われています。
●護摩焚き 霊木奉納10名以上の団体 1人1000円
10名以下は1人1000円と別に 焚き木代として5000円 要予約
https://www.monjyusenji.com
お昼は精進料理を堪能。
文殊山で採れる山菜や地元の旬な野菜を作った精進料理は温かみを感じるカラダにも優しいお料理です。ご飯は住職さん自らが田んぼで作ったお米を炊いたもの。甘くてとても美味しかった!
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お箸袋には、表は食前観 裏に食後観が書いてありこの日はご住職が読んでくださいました。
文殊仙寺から杵築市にある日本酒の酒蔵 中野酒造へ。
![IMG_5070](https://e-avanti.denhomejp.mixh.jp/avantionline/wp-content/uploads/2018/10/IMG_5070.jpg)
![IMG_5086](https://e-avanti.denhomejp.mixh.jp/avantionline/wp-content/uploads/2018/10/IMG_5086.jpg)
今年7月にフランスで開かれた日本酒コンクール「KURA MASTER2018」で最高賞「プレジデント賞」に中野酒造の「ちえびじん純米酒」が輝きました!650点の日本酒から選ばれたのです。
5代目が酒蔵を案内してくださいました。杵築市で今では唯一の酒蔵です。「清酒造りに大切な三要素は水、米、そして造り手の心です」と5代目。水は山紫水明の町・杵築で豊かに湧出する清冽な御霊泉。中野酒造の地下200mより湧き出した六郷満山の御霊水を仕込み水として使用しています。蔵の空気の流れをたいせつにするという思いで蔵の中にはクラシックが流れています。
ちえびじんの純米、純米吟醸、純米大吟醸をいただきました。ちえびじんのテーマと言われる通り「優しい甘みとキレイな酸」を楽しめました。写真:6代目の中野淳之さん
●有限会社中野酒造 蔵の見学は随時受付(要予約)
http://chiebijin.com
九州豊後路の小京都
杵築の城下町をお散歩。
杵築城を中心に北と南の高台に武家屋敷があって、その谷間に商人の町が挟まれている特徴ある杵築の城下町。(サンドイッチ型城下町)今も城下町の風情を大切にお茶処や味噌屋、酒蔵を改装した劇場などもあります。(平成29年には重要伝統的建造物群保存地区に選定)
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●杵築市観光協会
https://www.kit-suki.com
日出町の大神(おおが)漁港から別府湾漁船クルーズ!
青空、青い海、爽やかな風、視界良好 最高のクルーズ! これが漁船というのがまたいい!初体験です。小さな港ですが、ここでは水揚げされたばかりの魚を一般の人も買うことができる大分唯一の漁港なのです。隣接する食事処で買ったばかりの魚を料理してもらって食べることもできる。(要予約) 日出町大神にある別府湾を望む大神漁港。予約を入れれば朝でも夜でも別府湾クルーズが楽しめます。
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![IMG_E5159](https://e-avanti.denhomejp.mixh.jp/avantionline/wp-content/uploads/2018/10/IMG_E5159.jpg)
「大神海岸線エリア」にはレジャー、アート、特産品、温泉、歴史など他にも散策どころが満載です。
●大神海岸線 http://oga-navi.com
●大分県漁協日出支店観光部会クルーズ班
漁船で別府湾クルーズ。
大人片道2000円〜 0977−72−4255(予約制 3日前まで)
https://hijinavi.com
●大神魚市場
0977−72−2051 7:30~1時間程度 休/日・祝・水曜(不定休)
https://hijinavi.com/spots/detail/60
「 国東から杵築、日出の日帰りぐるっと巡って国東半島を知る秋旅」
見所たっぷりでした。これからの旅の参考にどうぞ♪