休薬期間が延びて
少しゆったり過ごせる と思っていた矢先
母がひどいめまいに襲われ
お昼 食べたものを 全部嘔吐した
横になって寝ると ますます目が回るらしく
どうしようもないほど 辛そうだった
もともと血圧が高い母だったので
私はすごく不安になって
看病疲れで 血圧が上がったんじゃないのか?
脳とかに問題が起きたんじゃないか?
とにかく 心配で心配で
かかりつけの総合病院に電話したら
「すぐに連れてきなさい」とのことで
私の車に乗せて連れて行った
そんな時に限って 道が渋滞している
イライラしながら 早く早くって 気持も焦って
不安で心配で・・・病院に30分ぐらいで着いたけど
すごく時間がかかった気がした
母が病気だと思うと
自分が病気より 百倍オロオロしてしまう
私は 母に同じ思いをさせていたんだな って
つくづく親不孝者だと ・・・
本当に 病気の自分が 情けなかった
とにかく 「ママを助けて!」 って思った
私がスキルス胃がんと告知を受けた時
母もきっと 心がオロオロして 「いっこを助けて!」 って思っていたんだ
・・・って ・・・
わかっていたつもりだったけど
今回の事で 深く気づかされた
スキルス胃がんと闘っていたのは 私だけじゃない!って
家族の辛さを 思い知った
病院に着くと 先生が待っていてくれて
すぐに頭のCTとか 手早く検査や処置をしてくれて
点滴とお薬で大分落ち着いてきた
検査の結果も 特に大きな問題もなく
原因は 疲れからくるものだった
大きな病気じゃなくて 本当に良かった
私のがん治療の半年間 気を張り詰めていた母
私のせいで こんなにも疲れさせて
本当に「ごめんね ママ」
私に出来る親孝行
元気に少しでも長く生き抜くこと。
☆いっこ☆