【特集記事】冷え退散!戦う女たち、冬の陣

冷えタイプと対策を知ろう

一口に「冷え」といっても、冷えを感じる部位などによってタイプ別に分けられ、その対策法も各々違う。
まずは自分の冷えが何タイプか、セルフチェックし、それぞれ対策を見てみよう。

img1702_hie5協力・監修/ミディ漢方医院福岡 院長 石束麻里子先生

自分の冷えタイプを知ろう

手足の先が冷える気滞・血虚タイプ
気滞タイプ

ストレスによって末端の気血の巡りが悪い状態。働く女性の冷え性で一番多い。自律神経失調症やPMSにもよくみられる。
イライラしやすい
生理前に脇腹や胸が張る
お腹が張りやすくガスが多い
ため息やゲップが多い
痛みが移動し固定しない
のどの詰まり感

血虚タイプ

何らかの理由で温める力が弱くなり末端まで運べない状態。もともと虚弱な体質で、産後や病後に多い。また過度なストレスが長く続くと起こりやすい。
動悸や立ちくらみ
抜け毛
目が疲れやすい
爪の色が悪い、割れやすい
寝付きが悪く眠りが浅い
足がつる

手足と下半身が冷える陽虚タイプ

温める力が極度に低下している状態。冷たい飲食物の摂りすぎ、慢性疲労、老化によって起こることが多い。※重度になると顔や頭がほてる場合もある。
顔色が青白い
温かい飲食物が好き
足がむくむ
冷えると腰や関節が痛む
膀胱炎になりやすい
下痢をしやすい

気をつけポイント

本当に身体が冷えているタイプ(血虚タイプと陽虚タイプ)は、特に冷たいものを摂るのは控えよう。気滞タイプも夏の過ごし方は要注意。クーラーの効いた部屋で冷たいものを摂ることは避け、適度に汗をかこう。冬は五臓の「腎」をいたわる季節。早寝を心がけ気持ちを明るく保とう。

自分にあった冷え対策を試してみよう

気滞タイプ

リラックスしてストレスをためこまないようにしよう。

気滞に良い食べ物

そば、レタス、キャベツ、セロリ、春菊、みょうが、パクチー・ミントなどの香味野菜、みかん、海藻類、ジャスミンなど
リラックス呼吸をする:吸う時はお腹をふくらませ、 吐く時は上半身を脱力するように深呼吸。
シャワーではなくぬるめのお風呂にゆっくり浸かる。
ツボ(太衝タイショウ・労宮ロウキュウ・内関ナイカン)を心地よい強さで押す。
運動をして汗をかく・歌う・おしゃべり・泣くなどで発散させる。
タバコ、カフェイン、飲酒を控える。
<逆効果>香辛料の摂り過ぎ

血虚タイプ

補血するものを摂ってなるべくゆったりと休もう。

血虚に良い食べ物

赤身のお肉やお魚、小松菜やほうれん草、豆類、プルーンなど鉄分が多いもの
ツボ(三陰交サンインコウ・血海ケッカイ)を優しく押す。
夜は目を休め早く寝る。
ヨガやストレッチ(筋肉をゆっくり動かす運動)をする。
バランスのよい食事を、食べすぎないように。
考え過ぎ、思い悩み過ぎないように。
<逆効果>長風呂・熱い風呂(サウナやホットヨガも)

陽虚タイプ

身体を積極的に温めよう。

陽虚に良い食べ物

【熱性のもの】山椒、唐辛子、シナモン、こしょうなど
【温性のもの】にんにく、しょうが、白ネギ、にら、鶏肉、牛肉、羊肉、うなぎ、さば、海老、くるみなど
熱性と温性の食べ物を組み合わせる。
ツボ(腎兪ジンユ・関元カンゲン・太谿タイケイ)を手で温めるようにゆっくり押す。
心地よいと感じる温度のお風呂にゆっくり浸かる。
お腹、下半身(特に足首)、首元を冷やさないようにする。
日光を浴びる。冬は室内で運動する。ウォーキングをするなら日中に。
<逆効果>足のむくみ予防の着圧ソックス。水泳や水中運動。

タイプ共通の対策

ウォーキングやストレッチなど適度な運動をする
偏った食事の過度なダイエットをしない
冷たい飲食物や甘い物を摂りすぎない
ストレスを発散する
衣服やカイロは汗をかかないように調節する

written by 編集部