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1960年代の円とアメリカドルの為替レートは、1ドル=360円と決められていました。
これを「固定相場制」といいます。
現在は市場の状況でレートが変化する「相場変動性」になりました。
1980年代には1ドル=200円台になったり
1995年には1ドル=83円になったこともあります。
それではアメリカ人の気持ちになって1ドルを持って「円」を買いにいきましょう。
1ドル=80円のとき
10円のアメが8個買えます。 → 「高い!」 円 高
1ドル=200円のとき
10円のアメが20個買えます。 → 「安い!」 円 安
昨日、1ドル=90円で今日、1ドル=100円だったとすると、
昨日より今日は、10円、円が安くなった。
昨日、1ドル=90円で今日、1ドル=80円だったとすると、
昨日より今日は、10円、円が高くなった。
といいます。
<ポイント>
外貨預金をしたり、外貨建て通貨の金融商品などを購入するとき
購入時よりも「円高」がすすめば損失がでます。
購入時よりも「円安」がすすめば利益がでます。
