のどの痛みや咳のひどい風邪が流行っていたりします。
私は保育園に通う子どもたちから私もまんまとウイルスをもらってしまい、こないだやらかしてしまいました。
ただ、今授乳中なので、病院に行っても、もらえる薬に制約があるんですよね。
セキがひどいけど咳止めがもらえなかったり。
それで悩んでいたとき、ドラッグストアの薬剤師さんに市販の漢方薬を上手に選ぶといいですよって教えてもらいました。
そこで今回は「風邪のタイプ別・漢方薬の選び方」についてご紹介します。また、授乳中にも飲むことができる漢方薬、とりわけ「銀翹散」についても詳しくお伝えします。
風邪のタイプ別・漢方薬の選び方
「風邪のときの漢方=葛根湯(かっこんとう)」というイメージが強いですが、実は夏場に流行る風邪の場合は葛根湯以外のものがいいこともあるそうです。
寒気はなくて、身体が熱っぽい、そしてのどが痛い、、、 という私のそのときの症状に合った漢方薬、として、そのときおすすめしてもらったのが、「銀翹散」(ぎんぎょうさん)という漢方薬でした。
これ、私にはけっこう合っていたみたいで、症状に応じて、上手に漢方薬を使うのも手だな~と実感。
そこで今回は、風邪のタイプ別・漢方薬の選び方をご紹介!
葛根湯(かっこんとう)
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●ゾクッと悪寒がする、熱の上がり始め、関節や肩こりなど節々が痛いとき(冬の風邪に多い)→葛根湯(かっこんとう)
味:あの独特の甘苦いような風味
銀翹散(ぎんぎょうさん)
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●悪寒より発熱がひどい、のどが腫れて痛い、のどが渇く、頭痛がするとき(夏の風邪に多い)
→「銀翹散」(ぎんぎょうさん)
味:劇的に苦い!!でも飲み慣れるとその苦さがのどの痛みに心地よくしみる感じ。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)
●たんがからんで咳がひどい、咳だけずっと続くとき(気管支炎や咽頭炎のときにも)…
→麦門冬湯(ばくもんどうとう)
味:香ばしくて甘い。葛根湯よりもずっと飲みやすい。
銀翹散に注目してみました!
銀翹散(ぎんぎょうさん)は薬とは違って、授乳中にも飲むことができる漢方薬の一種です。
「寒気はなくて、身体が熱っぽい、そしてのどが痛い、、、」という私のそのときの症状に合った漢方薬がこの銀翹散(ぎんぎょうさん)でした。
銀翹散は清朝時代の中国の薬学書「温病条弁」にも書かれているくらい歴史のある漢方薬だそうです。
「のどの痛み、口が渇いて水が飲みたくなる」といった症状に合う漢方薬です。
葛根湯との違いですが、風邪の症状によって効きが変わるイメージです。
葛根湯が効果のある風邪・銀翹散が効果のある風邪の症状の違い
- 葛根湯が効く風邪は「寒気のある風邪」
- 銀翹散が効く風邪は「のどが痛い風邪」
これらがそれぞれの漢方薬に適している症状になります。
銀翹散はどんなもので作られていますか?成分について
銀翹散は以下のようなもので作られています。
- 薄荷(ハッカ):ミントです。ハッカです
- 牛蒡子(ゴボウシ):「ごぼう」です
- 淡豆鼓(タンズシ):黒大豆を煮て発酵させたもの
- 金銀花(キンギンカ):スイカズラという木です
- 連翹(レンギョウ):モクセイ科の草木
- 淡竹葉(タンチクヨウ):笹(ササ)類です
- 羚羊角(レイヨウカク):カモシカの角です
- 荊芥(ケイガイ):シソ科の一年草です
- 桔梗(キキョウ):キキョウは有名ですね
- 甘草(カンゾウ):マメ科の多年草です
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※詳しくは、漢方薬を処方してくれる病院の先生や薬局の薬剤師さんに尋ねてみてくださいね。