Ravi Pilaniappan(ラビ パラニパップン)
システムエンジニア(40歳)
インド育ちのインド人。
マスターとPhDを取得のために、渡米。
32歳まで准教授としてキャリアを積んできたが、システムエンジニアに転身後、華麗なるキャリアアップを続ける。
–いつから、またなぜ、大学教授の道を辞めてエンジニアになろうと思ったの?
大学教授になろうと、アメリカの大学でマスターを取得後、32歳まで准教授としてキャリアを積んできたけど、大学教授は、上の人がなかなか辞めないから、いつになったらトップに立てるか分からないと思ったんだよ。父も大学教授だったから、大学教授になるつもりでずっといたけどね。
もともと最新のテクノロジーとシステムを扱う仕事が好きだし、持っている自分の知識を教えるか、それを使って仕事をするかの違いだけだし、また1(イチ)からキャリア積むことには、迷いはなかったよ。
–今までに、どんなお仕事をしてきたか教えてくれる?
学生の時は、アルバイトなど働いことがなかったんだ。インドでは、珍しいことではないよ。
○インド
ソフトウェアのプログラミング➖当時インドでは、
○オーランド、フロリダ州
ーーーアメリカへの大学在学中ーーー
US ミリタリーのロボットを作るリサーチ研究所 ➖大学で募集
ーーーPhD取得後ーーー
○フロリダ
大学助教授➖教授の推薦
○ニュージャージ
AT&T(日本のNTTの様な会社)のエンジニア➖友達の誘い
*大企業は、
○ニューヨーク
#1ファイナンスのエンジニア➖友達の紹介
#2ファイナンスのエンジニア➖オンライン引き抜き
*引き抜きだから、かなりお給料は上がったよ!カナダの企業で、カナダから月曜日〜木曜日マンハッタンに来て働き、金曜日はカナダの自宅から勤務って人が多かったよ。水曜日の夜は、毎週会社からお金が出てみんなで、食事をしたり飲みに行ってた。残念ながら、会社別の会社が買って、経営者が代わったから、条件はそこまで変わらないけど、メリットが減ったから、転職を決めたんだ。
#3ファイナンスのエンジニア➖オンラインの求人
今でも、もっとイイ職がないか探してる!
*ファイナンスのフィールドは、とにかくお金で評価されるので、
**ニューヨークでファイナンスの仕事となると、
–今、この仕事をしていてよかった!と思える瞬間は?
毎日起こる問題が違うので、
–モチベーションを上げるためにしていることを教えて
常に現在の問題を解決するために、新しい解決法を模索して、違うことを試して、最新の技術をもって生活を向上させることが楽しい!
問題をとにかく早く解決すればするほど、お金で評価もされる。自分の好きなことをやって、その能力をお金で評価されるから、「会社に行くのが嫌だな」と思って、「気分を上げなきゃ!」という状況になったことはないね。
幸恵の取材後記
ラヴィは、アメリカンドリームのIT編の様な人とでも言いましょうか。
現代は、IT能力があれば、職に困ることは、ないでしょう。そういった、時代の流れをよんで、ラヴィの様にキャリアを積み、経験があれば、自信も出て、どんどんイイお仕事の話は、来るのは当然ですね。
また、どの業界でも、採用されるかどうかは、「タイミングも非常に関係しているよね。」という話をしました。
たまたま、自分が面接に行った時に、会社が特に必要としている分野に、自分より優れている人がたまたま、面接に来ているかもしれない。
そう言って、断られるだろうけど、それは自分に能力がないわけではなく、パーソナルにとらえる必要もなく、たまたま、そうだったのかと、理解して次を探すべきだと思う。