日本遺産“三川内焼”の器で頂く 料理長冬のこだわりコース
ホテルオークラJRハウステンボス鉄板焼「大村湾」
ホテルオークラハウステンボスの最上階にある鉄板焼「大村湾」。大きなガラス張りの窓からはハウステンボスの街並みと大村湾を一望できる最高のロケーション。カウンター前の鉄板では料理長が厳選した牛肉や魚介類、地物野菜を見事な手さばきで焼き上げてくれる。この日は400年の歴史ある三川内焼の器で頂く長崎和牛のコースを堪能しました。
まずは、三川内焼の器に彩りよく盛りつけた長崎県産鯛のカルパッチョ、長崎和牛のローストビーフ、ハーブサラダなどの前菜。薬味の小皿もお箸置きも全て三川内焼です。
日本遺産の三川内焼は当時平戸藩御用窯として将軍家や朝延への献上品として製作。藩の庇護のもと職人は技術を存分に追求することができ、磨き抜かれた匠の伝統が今も受け継がれているのです。繊細なデザインと白く輝く美しい三川内焼は日本のみならずヨーロッパでも高い評価を得て1600年代には輸出品として多く生産されました。
料理長こだわりのコースで用意されるメインディッシュは、見事な長崎和牛A5ランクのフィレとサーロインのコラボです。
染付竹林角皿に野菜を盛りつけたら、いよいよメインの登場。見事なさしが入った長崎和牛が鉄板にそっと置かれるとジュッという音とともに濃厚な牛肉の香りが漂ってきて食欲をそそります。
程よく焼き上げたあとは迫力あるフランベに。
食べやすい大きさにカットされたお肉は塩やわさび、柚子ごしょう、ゴマだれなどで頂きます。まずはほんの少し塩をつけてフィレを一口。フィレといっても上品な脂がのっていて濃厚で肉の旨みがたっぷりです。サーロインは表面の香ばしさと程よく残った赤みのトロリとした食感が最高。締めは、フィレとサーロインの脂で炒めたガーリックライス。お米は長崎ブランド米の「にこまる」を使用。長崎和牛の美味しいところをぎゅっと閉じ込めたガーリックライスは鉄板焼には欠かせません。
器はシェフが直接窯元に行きコースの内容をイメージして器の形、染付をオリジナルでオーダした限定10セットのみの三川内焼なのです。
極上の食を極上の器で頂く、心も豊かになる時間でした。期間限定なのでぜひ行ってみてください。
※上記内容は、本コースの一部抜粋したものです。
ホテルオークラJRハウステンボス
https://www.jrhtb.hotelokura.co.jp
鉄板焼「大村湾」
https://www.jrhtb.hotelokura.co.jp/restaurant/omurawan.html
料理長 冬のこだわりコース ~日本遺産“三川内焼”の器に〜
完全予約制、各日限定10食
期間:〜2018年2月28日(水)
※前日(電話予約9:00〜20:00)までの予約
時間:17:30〜21:30(最終受付)
料金:1名 18,000円(税・サ込み)