[働き方シフトチェンジ!]○○に聞く!働き方シフトチェンジの処方箋 [03]

働き方シフトチェンジの処方箋 [3]

アヴァンティ9月号特集記事では「働き方シフトチェンジ!」と題して、私たちのライフスタイルや価値観にマッチする、新しい働き方のヒントを探っています。

今回、考えるのは「働き方の多様性」。パラレルキャリアなど多様な働き方・生き方を応援&追求するコミュニティ・サービス「キャリアバラエティ」を主宰する『株式会社ヒューマナイズ』の代表取締役・吉次潤さんに、自分らしい働き方を模索するヒントを聞きました。

\この人に聞きました/
吉次潤さん
『株式会社ヒューマナイズ』代表取締役。公益財団法人日本生産性本部認定キャリアコンサルタント。人材開発・組織開発・キャリア開発を通じた「人と組織」の採用支援・人材育成事業を九州・福岡で展開。「はたらき方の研究」をテーマに「キャリアバラエティ」コミュニティを主宰し、「キャリバラ・トーク会」と題して多様な働き方に挑戦している人を紹介するトーク会を毎月開催。

自分の可能性を広げるパラレルキャリアという生き方

パラレルキャリア、という概念は本業とは別に社会活動などに取り組むことを差しますが、キャリアバラエティでは「働きながら×○○する」という風に、働き方をもう少し幅広く柔軟に捉えています。

なぜ働き方の多様性を重要視しているかというと、これからは「一人何役も」が求められる時代がやってくるからです。人口が減り、労働者は減る一方。一つの会社の一つの仕事をやるだけではなく、「働きながら×働く」「働きながら×社会活動する」「働きながら×学ぶ」という風に、一人ひとりが複数の仕事や役割を求められる場が増えていきます。

これまでの日本社会では、新卒で入社して一つの会社に長時間労働しながら定年まで勤め上げて…という終身雇用が当たり前でした。パラレルキャリアの反対語で「シングルキャリア(単一的なキャリア)」とも言うべき働き方ですが、実はこの単一的なキャリアの育て方には、とても脆い一面があります。

例えば、会社でしか自分の力を発揮できる場がなかったとして、そこで評価されなかったら、その人はもう自分の存在が認められる場が他にありません。自分の存在や能力、承認される、活躍できる場は、たった一つよりも複数あるほうが安全です。どれか一つがうまくいかなくなったとしても、他で補完ができるからです。

 

written by 編集部