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激変!働く女性たちの20年

女性が結婚・出産しても働きやすい環境へと変化しつつある近年。しかし今から20年前、アヴァンティ創刊時はどうだったのだろう?当時と今、何が変わり、何が変わっていないのか?女性たちの働き方・生き方の変化を、改めて振り返ってみよう。

まずは、1993年頃と2013年現在、2つの時代の働く女性たちの様子を、様々なデータをひも解きながら比べてみよう。

結婚のピークは20代から30代へ
初婚年齢は90年代に入ってから徐々に上昇。30代で結婚する女性は、1990年には約60,000人だったのが2011年には約15万3,000人を超え、30代以降で結婚する女性が右肩上がりに。この20年で晩婚化が急速に進んでいる。

子どもは1人、または持たない夫婦へ
1972年以来、30年間にわたって約2人と安定していた子どもの数が、2010年以降2人を下回った。また、30代夫婦で子どものいない世帯は1990年の12.1%から2000年には18.6%へ増加(出典:内閣府「平成17年版国民生活白書」より)。DINKS も急増。
※Double Income No Kidsの略。共働きで子どもを持たない夫婦のこと

未婚女性は2倍以上に急増!
50歳時点で一度も結婚していない人の割合を示す「生涯未婚率」。その数値は年々増加し、2010年には1割を超えた。さらに2030年には約2割の女性が生涯未婚になるという推定も出ており、未婚化に拍車がかかる。

リーダー的役割を担う女性が増加!
1992年には約6%だった係長クラスの女性管理職は、2011年には約12%と2倍に上昇。女性たちの社会的地位や立場は、この20年間で少しずつ向上しているといえる。社会の気運も女性リーダー増加へと向く今、女性管理職が今後さらに増えることが期待される。

専業主婦→両立へ、意識も変化
未婚女性に「理想とするライフコース」を尋ねた結果、「結婚・出産を機に退職する」専業主婦志向から「結婚・出産後も一生仕事を続ける」両立志向へと変化。この20年で女性たちの意識がぐっと変わったことがみてとれる。

女性たちの働き方・生き方に影響を与えたものは何か。続いては、国の法律やデータを時系列で追い、変わった点・変わらない点を探ってみよう。

女性が働きやすい法律が整備されたのも、この20年の間。特に転換期は2003年。国が仕事と子育ての両立に向けて舵を切ったのは、わずか10年前のことだということが分かる。

続いては、女性の働き方・生き方に関わる全国データの変遷から、20年前からずっと変わらない社会問題に、改めて目を向けてみよう。

女性の労働率、未だM字型?
いわゆる「M字型カーブ」を描く、女性の労働率(下図参照)。ただ、1990年には大きく落ち込んでいた30〜34歳の就職率が2010年では上がり、20年前に比べると労働率は上がっているといえる。しかし、M字型解消に向かっているかといえば、2010年の下降のピークは実は35〜39歳。晩婚化・高齢出産が広がる今、結婚・出産による退職者は多いのが現状といえる。

深刻な少子化
法律や制度の整備は急速に進んだとはいえ、出生率に大きな変化は見られない。20年間、深刻な少子化が続いている現状だ。

男性は育休を取れない?
女性に比べると、圧倒的に低いのが男性の育休取得率。2011年でもわずか2%ほど。この現状を打開する方法を今一度考えるべきだ。

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