兼元 千枝子さん
アクサ生命保険株式会社 福岡中央FA支社営業2課
フィナンシャルプランアドバイザー出産を機に、それまで働いていたコールセンターの仕事を退職するも、「社会と繋がっていたい」と再就職を決意。保険会社の営業職として、忙しい日々を送る。人と会い、繋げるのが好きで、独自のコミュニケーションツールを生かしてイベントなども開催するアクティブウーマン。
日々支えてくれる夫に感謝。
互いにBESTな働き方で、幸せな日々。
「人の役に立てたことが、直に感じられる今の仕事は天職」。そう語るのは、保険会社でライフプランナーとして働く兼元千枝子さん。だがそれは、夫と二人で乗り越えてきたからこそ得られたものでもある。
コールセンターで働いていた彼女は、出産を機に退職した。だが、もともと人と会うことや楽しいことを仕掛けるのが好きな性格。子育てに専念できるのもいいけれど、私自身ももっと人と繋がっていたいと、産後1年6カ月で再就職の道を選ぶ。再就職先に選んだ今の会社。「いろんな方の“未来づくり”をお手伝いできるのがうれしくて」と、忙しい日々さえ楽しく感じるように。ただ、共働きだった夫はシフト制で勤務時間が変動するため、家事育児をしながらの仕事は負担になっている様に思えた。「きつい、つらいと思いながら子育てと仕事をしたくない」と夫と話し合い、「男女どちらがどんなバランスで働こうと関係ない。私たち家族にとって、自分にとってベストな働き方でいいじゃない」という結論に。結果、調理師の夫は、勤務時間が不規則な正社員の仕事を辞め、子育てを優先したパートタイム勤務に変えた。
現在、営業としてバリバリ働く彼女と、子育て優先で働く夫。「あの時きちんと向き合って、一歩踏み出したからこそ、今の穏やかで幸せな家族の時間がある」と振り返る。「一日の中で家族と接する時間は少ない。でも、子どもや夫との絆は前以上に強くなった気がする」。そう語る兼元さんの笑顔は、今の家族の幸せを物語っているようだ。
子育てポイント!
時間があるときは家族で外食
時間をみつけては外食に出かけます。夫もリフレッシュできるし、家族間のコミュニケーションに集中できるから一石二鳥。
働くママへの一問一答!
A. 子育てで心がけていることは?
Q. どんなに忙しくても、家族との会話や触れ合える時間を大事にすること。出張から帰ったら、お土産を持って子どものもとに直行! 喜んでくれる姿にホッとでき、癒される瞬間です。何物にも変えがたい宝物は、やはり家族ですから。
A. 仕事へ打ち込む活力は?
Q. 子どもの寝顔を眺めること(笑)。定時で帰れそうにないときは、子どもの生活リズムを崩してしまわないために寝つくのを見計らって帰ります。疲れていても、幸せそうに眠ってくれているのを見るとリセットされますね。
A. 夫とのコミュニケーションは?
Q. 保育園での出来事や、成長を感じられるエピソードなどを、いつも帰宅した私に教えてくれる夫。「よく見てくれているなあ」とうれしいし、夫の子どもに対する愛情の深さに感謝。そしてその気持ちを、言葉にするようにしています。思っているだけじゃ伝わりませんからね。