今回のテーマは、流行中のワイドパンツスタイルです。
春から初夏への移り変わりとともに、
街でのその人気ぶりは確かなものとなってきました。
もともとレパートリーとして、ワイドパンツをお持ちだった方も多いはず…
ここでは、今季らしい穿きこなし方や、その特徴に注目してみましょう。
今季のワイドパンツ人気の中でも、
とりわけ支持を集めているのが”ガウチョ”タイプのもの。
南米由来のガウチョパンツは、ゆったり幅の膝下丈と、裾にかけての広いフレアが特徴。
元々は、動きやすくて丈夫な作業着だったそうですが…
柔らかな素材づかいやドレープ感の演出などにより、優秀な変化を遂げて現在の流行に至ったようです。
数多あるパンツスタイルの中でも、そのフェミニンさは他に秀でていて、
デザインによっては、一見でスカートと見分けがつかないようなものも。
この”ガウチョ”タイプの人気に引っ張られるようにして、
バギーパンツやワイドスラックスの人気も上々。
その穿きこなし方における今季の特徴が、
六分~七分丈でしっかりと足首を見せるということ。
「脚首が細く見せれる」「腰から太腿のサイズをごまかせる」などなど…
愛用者の声にも明らかなように、ボトムスでのスタイル好演出への大きな期待が、
今回の人気の大きなポイントだと言えるでしょう。
パンツのワイド人気に伴った、トップス選びの傾向にもご注目。
カットソーでもシャツでも、タイトでもワイドでも…
意外にワイドパンツは、様々なトップスにフィットしてくれています。
そんな幅広いチョイスの中で見逃せないのが、ほとんどの方がショート丈を使っているということ。
ボトムスのワイドさで演出した腰回りのくびれを、台なしにしてしまわないように…
上下のメリハリづけへのしっかりした意識が、今季らしいパンツスタイルに活かされているようです。
今回チェックしてきたワイドパンツのポイントを振り返ってみると、
パンツスタイルながらに”フェミニン”や”エレガンス”といった感覚に注目が高まっていることが伺えます。
来たる梅雨の季節にも、ゆったりとしたワイドパンツのその快適さは、さらにその魅力を発揮してくれるはず。
夏に向けたお買い物に、お悩みの方々…ここはひとつ、ワイドパンツのその深い懐に、ドーンと飛びこんでみてはいかがでしょうか?