読者の皆さんと恋愛話になったとき、必ず話題になること。
それは、「彼ができたけど、続けていける・・・?」
「彼の行動が時々わからない・・・」といった、 長続きする恋愛の方法。
すると、既婚者からも「夫とのすれ違いをどうしたらいい?」との意見も聞こえてきて・・・。
どうやら未婚でも既婚でも男女の関係に、様々な立場で悩んでいる様子。
そこで、今月は「男性と女性の長続きする素敵な関係」について深く掘り下げてみました。

脳ってこんな構造
男性脳と女性脳の決定的な違いは、1カ所。「脳梁」とよばれる右脳と左脳を結ぶ場所が、女性のほうが生まれつき男性よりも約20%「太い」。当然、太い分だけ連携情報量も圧倒的に女性の方が多い。

一方、頭蓋骨や、体積、記憶をつかさどるニューロンと呼ばれる脳神経細胞も、男性脳の方が太い。これは身体の大きさの平均的な差からいえば当たり前のことに過ぎない。なのに「脳梁」だけが、何かに逆らうように、男のほうが細い。脳の真ん中のほんの些細なパラドックス(逆説)。

実は、この世の男と女に起こる、すべてのすれ違い、全ての喜劇と悲劇は、このパラドックスによるものなのである。

一般的な男脳・女脳の違い
女性脳は太い脳梁を持っているため、左脳と右脳を連携して発する直観力も男性に比べ豊かで優れているということ。「理由は説明できないけれど、気が乗らない」とか、「なんかこの人おかしい」とか、日常そんなふうに感じることはない? 論理では説明できないけれど確かな答え、これが「直観力」。この直観力が働いていれば、なんとなく選んだもの、偶然出会った人が、全て予想以上。仕事の成果も、恋の成り行きも、常に予想を超えて与えられる…。「直観力」をフルに生かすことが、フェロモンセンサーの精度を高め(20代の若い未婚女性であれば数十メートル先にいる、目では見えない相手でも好みのフェロモンを感知できる)、恋を呼び込み、幸せへと導いてくれる。
女性脳は”直感力”に長けている!
「付き合い始めても長く続かない」「なぜか夫との会話だけいつも平行線・・・」
「私の気持ち本当に理解してくれている?」など、うまくいかない男女関係は今日でさよなら!
恋愛関係、夫婦関係をお互いが成長できるものにするための方法を各専門家が伝授します。

お話:九州産業大学心理学講師(心理学) 木村聡子さん
働く女子が陥りやすい「続かない」パターン
Pattern1 女性が男性を〝おとさなきゃ〟と思っている
福岡の女性たちは特に、男性に対して「狩り」をしている女性が多いように見受けられます。女性から、男性にアプローチすると、その関係は短命に終わることが多いです。長続きする恋愛・結婚がしたいなら、ハンターは、あくまでも男性。この事実は、テストステロンという男性ホルモンの 働きによるものです。
時に「目当ての人にはモテなくて、どうでもいいと思う人から言い寄られるのよね」と言う女性もいますが、この考え方こそ、幸せな結婚ができないダメパターンです。自分に好意を持ってくれた男性から食事に誘われたら、まずは感謝して、デートに応じること。その中から、結婚という共同作業にふさわしいパートナーとの関係を、徐々に築いていくことが大切です。
Pattern2 体の関係になるのが早い&尽くしすぎ
ある調査(スゴレン・オトメスゴレンインターネット調査・2010年1/5~1/19)によると、男女がつき合い始めてから体の関係にいたるまでの期間を都道府県別で見ると、福岡県女性が平均65・6日で全国4位にランクインしています。
幸せが長く続く結婚がしたいならば、体の関係は婚約するまで、待つほうがいいのです。最低でも、デート開始から5~6カ月は、様子を見ましょう。なぜなら、男性は苦労して手に入れたものを大切にする傾向があるから。つきあう前に体の関係を持つと、体の関係のまま終わります。 幸せな結婚がしたいなら、相手や雰囲気に流されず、断る勇気を持つことは鉄則です。断ったからといって、離れていくような思いやりのない男性であれば、結婚相手としてはふさわしくないですよね。男性の言葉よりも、行動を見るようにしましょう。
さらに、頑張って働く女性たちは「尽くしすぎ」な姿が多くみられます。結婚前から、まるでお母さんや、お手伝いさんのように尽くしています。男性への尽くしすぎは、女性の【自信のなさ】の現れです。男性は恋愛において、「女性を喜ばせた自分はすごい!」という達成感を感じたいと思っています。その邪魔をしてはいけません。


今度こそ結婚・長続きする彼を見つける方法
1 自分自身を知り、外見で表現する
男性が恋に落ちるときは、視覚優位といわれています。結婚する相手は男性なのですから、髪型、色づかいや服装、清潔感、言葉遣いなどに気を配りましょう。
その後、「自分がどんな人生を歩みたいのか」「どんな結婚生活を送りたいのか」イメージします。満足感、幸福感といっても、人それぞれです。あなたはどんな結婚生活を送りたいのかを、その場にいるように思い描きましょう。うれしさがこみ上げてくるくらい、具体的なイメージをすればするほど、結婚生活を引き寄せる実現力が高まっていきます。
2 たくさんの人に何度か会う
「結婚したいけど、出会いがない」とよく耳にします。それは錯覚です。なぜなら人口の半分は男性。それにもかかわらず、表面的な条件を見たり、聞いたりしただけで「タイプじゃない」「年下は興味ありません」と、シャッターを閉めてしまう女性が非常に多い。人間関係は段々築かれていくものですから、何度か会ってみないと自分に合う人かどうか、なんてこと分かりはしないのです。愛はシャッターを開ければあけるほど入ってきます。
3 自分を認めてあげる
「私なんて」と自分のことを素直に認められない女性はかなり多いです。それが「謙虚」で「美徳」だと感じる人さえいる。あなたは、まじめで一生懸命なあまりに、いつの間にか自分にダメ出しすることがクセになっていませんか? 誰かが褒めてくれても真に受けず、「お世辞だろう」「誰にでも言っている」とも。実はそう思うと同時に恋愛運もなくしています。女性が自分を認めずにいると、自分を愛してくれる男性を嫌い、自分を軽く扱う男性を、好むようになってしまうためです。
人は、コンプレックスや劣等感が高いほど、相手に求めるものが高くなります。劣等感を相手(の条件)で埋めようとするからです。「自己肯定力」がある人は、相手に求めません。何か自分の意に沿わない出来事が起こったとしても、相手のせいにせず、人間関係も長続きします。 誰かにほめられた瞬間、まずは笑顔で「ありがとう」。これが基本。反射的にネガティブなことを言いたくなる気持ちもわかりますが、ぐっとこらえて笑顔で「うれしい! ありがとう」です。絶対ほめてくれた人も笑顔になります。「受け取り上手」な女性は幸せを呼び込みます。

お話:スピードチェンジジャパン(株)代表取締役 堀江信宏さん
長続きしているカップルのパターンを学ぶ方法
1 正しいロールモデル(お手本)を見つけよう
間違ったロールモデルから学ぶと、あなたは幸せにはなれません。実際に良い関係を長続きさせている夫婦やカップルを見つけましょう。観察してみると、彼女らがTVドラマや雑誌の恋愛ストーリーとはまったく違うことをしていることにに気づくと思います。
素敵なカップルに直に触れれば、「幸せになりたいな~」という弱く受動的な思いが、「私もああいう風に幸せになりたい」という強く積極的な意欲と行動へと変わってきます。
2 理想のカップルの秘訣を聞き出す
理想のカップルを見つけたら、秘訣を聞き出してください。その際、「うまくいく秘訣はなんですか?」と聞かないことです。本人たちが”当たり前”だと思っていることは話してくれないからです。その「無自覚で行なっている当たり前のこと」こそが本当の秘訣なのです。
効果的な質問の1つは「絶対にやってはいけないことはなんですか?」で。すると、例えば「相手の話を聞き流してはいけないね。しっかり反応することが大事だよ」などの答えが返ってきます。長期的な関係継続は、特別なイベントや才能によるものではなく、日々のコミュニケーションで相手を思いやることが重要だと分かります。質問でたくさんの秘訣を聞き出してみてください。
3 まずは自分で自分を満たす
最も重要なパターンの1つは「自分で自分を満たしていること」です。長続きする人は常に相手を思いやっています。常に相手を思いやれる人は、心を満たされ安定している人です。
自分を自分で満たす方法があります。毎朝「今、私は何に感謝できるだろう?」と自分に質問し、思いつくことをなんでも書き出してみて下さい。自分が感謝と感動に満たされるまで書き続けることがコツ。これを7日間続けていると、家族・友人・環境などから自分がどれだけ多くのことを与えられているのかに気づき、感謝に満たされ、自分の気持も満たされていきます。
『しあわせ脳になる毎日のチェックリスト』など、
記事の詳細はPDFでチェック!(左P1、2 右P3、4)

