噂の佐世保バーガー
長崎和牛を贅沢に使った佐世保バーガー店「バーガーショップあいかわ」
昭和25年頃、佐世保に駐留していた米海軍が地元の人にレシピを伝えたのが始まりとされる佐世保バーガー。市内には25店以上ものバーガーショップがある中、パティの肉質にこだわり抜いているのが「バーガーショップあいかわ」。元々は創業35年の精肉店。隣接した場所にバーガーショップをオープンして15年ほどになるそう。
こちらは自家製ベーコンバーガー。ハンバーガーに使うパティは長崎和牛100%。注文が入ってから焼き始め、店内に牛肉のなんとも食欲をそそる香りが立ち込める。鉄板に手際よく並べられたパティと自家製ベーコンにバンズ。程よく焦げ目がついたバンズにレタス、トマト、卵が積みあげられ、たっぷりのソースがかかって出来上がり。大きく口をあげて思いっきり一口。ジュワッと広がる牛肉の肉汁にフレッシュな野菜と自家製ベーコンの塩加減、ちょっと甘めのソースがバランスよく口の中で広がって思わず笑顔です。
スペシャルなのが「あいかわ」こだわりの「サーロインステーキバーガー」2200円! 北は北海道から訪れる客も。空港から直行でこのバーガーのために来店するというファンもいる人気のメニューです。 さすが精肉店ということあって、サーロインは長崎和牛のA5ランクという大盤振る舞い。バーガーなので、パティの上にステーキが乗っているのです。高級長崎和牛on贅沢長崎和牛という興奮の黄金のバーガーを頂きました。表面をカリッと焼き上げたバンズの食感から、まずはサーロインが口の中で上品にとろけていきます。まさにとろけるのです!噛み締めるとパティのしっかりとした牛の旨味が後から追いかけてきます。 これをバーガーと呼んでいいのか?長崎和牛のバーガーというだけでも贅沢なのに、さらに上を行く逸品でした。 結構なボリュームなので、2人でシェアしてもいいかも。 オーナーの相川さんが素材の長崎和牛を見せてくれました。綺麗な霜降り、これがそのまま厨房に運ばれます。 牛肉に携わって50年以上の社長が自ら市場で競り落とした長崎和牛を自社加工するからこそ新鮮で安価に提供できるのですね。