12月3(土)~4(日)に日本磁器のふるさと、肥前のやきものの里を巡るツアーを開催。2016年4月に日本遺産認定を受けた佐賀・長崎両県にまたがる肥前地域の8つのやきものの里に行ってきました!
ツアー初日は「志田焼」「有田焼」「波佐見焼」「武雄焼」の見学、2日目は「吉田焼」「三川内焼」「伊万里焼」「唐津焼」を見学しました。今回は1日目に訪問した4ヶ所をレポートします!
それでは行ってみましょう!
8:30に博多駅を出発し、最初に訪れたのは…
志田焼
佐賀県嬉野市にある「志田焼の里博物館」。
この、志田焼の里博物館は大正3年~昭和59年にかけての焼き物工場がそのままの姿で残っている、非常に珍しい施設なんです。
志田焼は1700年頃から志田地区で始まり、幕末の全盛期には5つの登り窯によって皿類が大量に生産され全国に販売されたそうです。明治になると更に発展し、国外むけの製品も作るようになりました。大正年間からはこの工場が志田焼の中心的な役割を果たしたそうです。
こちらではマグカップの絵付け体験をしました。
作品が届くのがとっても楽しみです。
昼食は「お食事処 本陣」の有田焼御膳をいただきました。
有田焼の器が素敵でした^^20名ほどで行ったのですが、器の柄がそれぞれ違うのも良かったです!
昼食を済ませて次に向かったのは…
有田焼
有田焼とは、佐賀県有田町とその周辺地域で製造される磁器を指します。
17世紀初頭、朝鮮人工陶工・初代金ヶ江三兵衛(通称:李参平)らによって有田町で磁器の原料となる陶石が発見されたといわれています。
有田町では「泉山磁石場」の見学と内山地区の散策を。
【内山地区】
【内山地区のトンバイ塀】
登り窯を築くために用いた用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具、陶片を赤土で塗り固めた塀です。
【陶山神社】
こちらの境内にある、鳥居や大水瓶、狛犬などあらゆるものが陶器でできているんです!
波佐見焼
個人的に楽しみにしていた波佐見焼の町。
波佐見町では「陶郷中尾山」の昔ながらの風景を味わいました。
歩いて町を散策。
町のいたるところで波佐見焼を見つけることができます!
おばあさん、こんにちは^^
天井がオシャレな神社や
生地屋さん、
かわいいオーナメントなどを見学しました。
そしてツアー1日目、最後に訪問したのは、
武雄焼
武雄焼は文禄・慶長の役のとき、武雄領主に同行した朝鮮陶工たちによって伝来され、江戸時代には国内はもちろん、東南アジアへも流通されていたそうです。
今回は丸田宣政窯、
世界一登窯飛龍窯へ。
こちらで現在クリスマスツリー展示・即売会を実施中です。
壁にうつった光が幻想的でキレイでした。
「肥前窯業圏」4つの里を巡って、1日目は終了。そして、とっても素敵なお宿に泊まったので後日そちらも紹介いたします。次回はツアー2日目、「吉田焼」「三川内焼」「伊万里焼」「唐津焼」をレポートします!お楽しみに♪