©2018 Disney Enterprises, Inc.All rights reserved
【コメント スタッフちゅん】
くまのプーさんと聞いただけでなんだかキュンとなっちゃう人も多いのでは?長い間たくさんの人に愛され続けているキャラクター、今回はそのプーさんの物語です。初めてプーさんとクリストファー・ロビンがこの世に出たのは1924年に発表された「クリストファー・ロビンのうた」というイギリスの作家A.A.ミルンの詩集だそう。
それからA.A.ミルンが息子のクリストファー・ロビンのために書いた短編集「クマのプーさん」が1926年に出版されて、ウォルト・ディズニーは娘が夢中になっているこの物語を映画化。1966年に短編映画『プーさんとはちみつ』を発表し1968年に発表した短編第2作の『プーさんと大あらし』が米アカデミー賞®短編賞を受賞しました。短編第3作目『プーさんと虎(ティガー)』(1974年発表)の後、長編アニメーション映画『くまのプーさん』が1977年に発表されたんです。
映画(今回の「プーと大人になった僕」)はモノクロのイラスト映像から始まります。ディズニーのキャラクターになる前の懐かし挿絵の登場で、うん十年前の子ども時代が蘇りました。クリストファー・ロビンが寄宿舎に行ってしまうためプーさんとその仲間たちとの別れのシーンからストーリーは始まります。その後、クリストファー・ロビンが大人になるまでの展開がスピーディー過ぎてちょっとついていけない感はありましたが、ストーリーはどんどん展開していってファンタジーの世界が広がるので一緒にその時間を楽しんじゃうのがおすすめです。
大人になったクリストファー・ロビンは会社から経費削減のため部下をリストラするよう迫られ追い込まれていて、本当に大切なことを見失っています。そんな時、少年時代の親友だったプーとその仲間たちとの再会で日々の中にある小さな出来事が幸せだっていうことに気づいていきます。プーたちの変わることのない純朴さや優しさ、温かさが、観ている私たちにも今の生活の本当に大切なものってなに?と見直すきっかけをくれます。
大人になってちょっと疲れている人にも見てもらいたい映画だな。やっぱりプーさんって人の心を癒す存在です。
私の好きなシーンはプーさんが再会したクリストファー・ロビンの家で大好物のはちみつをご馳走になってお腹がいっぱいになったら、はちみつだらけで家の中を興味津々に歩き回るシーン。めっちゃ可愛いんです!
【ストーリー】
少年クリストファー・ロビンが、“100エーカーの森”に住む親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月が経った──
大人になったクリストファー・ロビンは、妻のイヴリンと娘のマデリンと共にロンドンで暮らし、 仕事中心の忙しい毎日を送っていた。ある日クリスファー・ロビンは、家族と実家で過ごす予定にしていた週末に、仕事を任されてしまう。会社から託された難題と家族の問題に悩むクリストファー・ロビン。そんな折、彼の前にかつての親友プーが現れる。
プーに「森の仲間たちが見つからない、一緒に探してほしいんだ」と頼まれたクリスファー・ロビンは、子供の頃プーたちと過ごした“100エーカーの森”へ。何一つ変わらないプーやピグレット、ティガー、イーヨー、カンガとルーの親子。仲間たちとの再会に喜びと懐かしい日々を感じながらも、仕事に戻らなければならないことを思い出す。「仕事って、ぼくの赤い風船より大事なの?」と、悲しむプーたち。急いでロンドンに戻ったクリストファー・ロビンは、森に会議の重要な書類を忘れてしまう……。
一方、クリストファー・ロビンの忘れものに気づいたプーと仲間たちは、マデリンの助けを借り、親友のため、初めて“100エーカーの森”を飛び出し、ロンドンへと向かう。クリストファー・ロビンが忘れてしまった、本当に「大切なモノ」を届けるために──
Disney実写映画版「プーと大人になった僕」
9/14(金)全国ロードショー
ウォルト・ディズニー・ジャパンの公式サイト
http://disney.jp/Pooh-Boku