世界各国から、その地域を代表するトップパイロットが集結して世界チャンピオンを決める「熱気球世界選手権」。
熱気球競技における世界最高峰の大会が佐賀県佐賀市で行われるのは、1997年以来19年ぶり、3回目になります。世界中から100機を超える熱気球が佐賀に集まり、熱い競技を繰り広げる様は圧巻。
期間中はほぼ毎日、早朝と午後に競技が行われるので、一度ならず何度でも河川敷へ足を運んでみてはいかが?
熱気球競技ってどんなもの?
熱気球は、気球の中の空気を暖めることによって空へ向かって上昇します。空の上では、高さによって様々な方向の風が吹いており、高度を調整することで目標に向かう風を的確につかみ、定められたゴールへいかに近づけるかを競います。評価されるポイントは”速さ“ではなく”正確さ“。「ターゲット」と呼ばれるゴールへ向かって数㎞飛び、「マーカー」と呼ばれる砂袋を投下することが競技の基本です。さらに、そのゴールも競技委員長(イベントディレクター)が決めるものと、パイロット自らが事前に決めるものの2つがあります。
バルーンフェスタのあゆみ
1980年に、参加機数14機から始まった 佐賀のバルーンフェスタ。 年々規模や参加機数が増え、 近年では参加機数100機、観客動員80万人を超える、 アジア最大級の熱気球大会へと成長しました。 37回目を迎える今年は、 33カ国から約150機の熱気球が 佐賀に集結する世界選手権が 開催されます。
幻想的なバルーンの饗宴
ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン
/11月5日(土)・6日(日)/
夕闇の中、バンド演奏に合わせライトアップされたバルーンが河川敷一面に浮かびあがります。バーナーの炎に照らされ、昼間とは違った表情を魅せるバルーンを見ることができます。
子どもたち大興奮!
バルーンファンタジア
午前の競技が終わった後、競技エリアにアニメの人気キャラクターやかわいい動物たちが、巨大バルーンになって登場します。条件が整えば、普段は入ることができない競技エリアでバルーンを間近に見るチャンスも!
●11月1日はキッズデー!
大きなバルーンを触ったり、中に入ったりして、実際に体験しながらバルーンについて楽しく学べるイベントです。この日、ここでしかできない貴重な経験ができます。
パイロットの凄技に目が釘付け!
キー・グラブ・レース 11月6日
大会のラストは、競技エリア中央の柱に吊るされた大きな“鍵”の模型を“掴む”ファイナルフライト。嘉瀬川河川敷の会場外から、バルーンが鍵を目指してフライトします。通常の競技と違い、狙った位置にマーカーを“投げる”だけではなく、鍵を掴まなければならないため、地面すれすれまでバルーンを近づけるコントロールが必要。見事なパイロットの技は、鍵が立つ正面から観戦するのがおすすめです。
ご当地グルメや催し盛りだくさん
憩いの広場
佐賀のご当地グルメ・シシリアンライスをはじめ、海や山の恵みを堪能できる「うまかもん市場」や名産品&土産物が並ぶ「ふるさと物産館」なども登場します。ショーやコンサートといった「イベントステージ」もあるのでお楽しみに!
「2016佐賀熱気球世界選手権」スケジュール
●レース
10月28日(金)~ 30(日) ホンダグランプリ競技飛行・世界選手権公式練習飛行
10月31日(月)~ 11月6日(日)世界選手権競技飛行
11月6日(日) キー・グラブ・レース
●イベント
10月28日(金)~ 11月6日(日)バルーンファンタジア
11月 1日(火) キッズデー
11月 5日(土)・6日(日) 夜間係留
2016佐賀熱気球世界選手権
期 間 / 10月28日(金)~11月6日(日)
※世界選手権の競技フライトは10月31日(月)から11月6日(日)まで実施
場 所 / 佐賀県佐賀市 嘉瀬川河川敷および佐賀平野一帯
10月1日 OPEN!
大人も子どもも楽しめる「佐賀バルーンミュージアム」
世界選手権に先立ち、気球を体感できる日本初の施設「佐賀バルーンミュージアム」が佐賀市にオープンします。280インチスーパーハイビジョンシアターなどで、熱気球について楽しく学べ、カフェやバルーングッズショップも併設。熱気球の街・佐賀ならではのミュージアムへGo!
2016佐賀熱気球世界選手権実行委員会
http://www.sibf.jp/
TEL/0952-29-9000