2016年4月に日本遺産認定を受けた佐賀・長崎両県にまたがる肥前地域の窯業の物語。 この地域に根付くやきもの文化。職人たちの思いが宿るやきものの里。 各地のやきものを楽しみながら、窯元の煙突や登り窯が溶け込む風景や地域の食等、五感で感じる旅に出てみませんか?
日本遺産とは?
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じ日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。
日本遺産のストーリー概要
陶石、燃料(山)、水(川)など窯業を営む条件が揃う自然豊かな九州北西部の地「肥前」で、陶器生産の技を活かし誕生した日本磁器。
肥前の各産地では、互いに切磋琢磨しながら、個性際立つ独自の華を開かせていった。その製品は全国に流通し、我が国の暮らしの中に磁器を浸透させるとともに、海外からも賞賛された。
今でも、その技術を受け継ぎ特色あるやきものが生み出される「肥前」。青空に向かってそびえる窯元の煙突やトンバイ塀は脈々と続く窯業の営みを物語る。
この地は、歴史と伝統が培った技と美、景観を五感で感じることのできる磁器のふるさとである。
「肥前窯業圏」やきものの里巡りツアー
12月3日(土)・4日(日)
1泊2日食事付き
◆定員/20名
◆参加費/12,000円
◆参加条件/
①団体行動に協力頂ける方。
②SNS等による情報発信に協力頂ける方。
旅のスケジュール
1日目 8:30 / 博多出発
《嬉野市》
「志田焼の里博物館」で やきものづくりを学ぶ
陶石を磨く機械や窯の入り口や内部、ろくろ場などやきもの作りの流れを見る。
▼
「お食事処 本陣」の 器と料理のマリアージュ “有田焼五膳”
玉手箱をイメージした有田焼の特別な器に5つのありたどり料理膳。
▼
《有田町》
「伝統的建造物」、「泉山磁石場」で 400年の歴史を辿る
有田焼の歴史を育んだ町並みと、陶石が発見された日本の磁器発祥の地。
▼
《波佐見町》
「陶郷 中尾山」の昔ながらの 風景を味わう
江戸時代の陶磁器大量生産を可能にした世界最大級の登窯跡がある山。
▼
《武雄市》
全長23mの巨大な 登り窯「飛龍窯」に圧倒される
世界一の容積を誇り、一度に12万個の湯飲みを焼成できる登り窯。
▼
嬉野温泉 「大村屋旅館」の心安らぐ 和の空間で旅を振り返る
創業天保元年の和風情緒豊かな老舗旅館。
2日目
《嬉野市》
吉田焼の窯元情報を 「吉田焼窯元会館」でチェック
11の窯元や商社の製品を展示販売し、吉田焼のことを案内してくれる。
▼
《佐世保市》
「三川内皿山」で繊細優美な 作品に触れる
平戸藩の御用窯として技術を磨き続け世界に愛された三川内焼を見る。
▼
「泰平や」の平戸藩の 伝統料理で一休み
ひとつひとつ型で仕上げる平戸寿司を楽しめる。
▼
《伊万里市》
30軒の窯元が集まる 「大川内山」を散策
秘窯の里の名にふさわしい山水画のような奇岩と窯場の煙突が印象的。
▼
《唐津市》
唐津藩の御用窯 「御茶盌窯跡」で伝統を感じる
大正13年まで使われており窯の壁面や天井部などほぼ全体が残っている。
▼
18:10 /博多解散
「肥前窯業圏」やきものの里巡りツアー
12月3日(土)・4日(日)
1泊2日食事付き
◆定員/20名
◆参加費/12,000円
◆参加条件/
①団体行動に協力頂ける方。
②SNS等による情報発信に協力頂ける方。
〒840-0570
佐賀県佐賀市城内1-1-59
TEL/0952-25-7236