アヴァンティでは、過去は毎年、最近は2年に1度のスパンで社員旅行に行っています。社長のこだわりでだいたい”海外”。私が約12年いる間で国内は沖縄が1度だけ。上海、ソウル、台湾、香港、シンガポール、ベトナム、バンコク2回目!…とアジア圏ですが、”海外”なのです。外を見てその刺激が仕事にも生きるという考え。その通りでやはり海外旅行は新しい出会いや発見がたくさんあります。
【たかまるのバンコク1日目】
現地では自由行動です。行きたいところに、行きたい人が集まる感じ。2泊4日の今回、私の場合はまず到着したその日は、国連ハビタットバンコク事務所所長の摩利子さんのお宅でポットラックパーティにお邪魔しました。在住日本人に人気のスクンビットエリアのタワーマンションです。マンハッタンを思わせる夜景が見える広々としたお部屋で、様々なタイ料理やフルーツを楽しみながら、バンコク事情を聞けるというなんとも贅沢な時間です。バンコクで日本人向けに発行されているフリーペーパーは50種類程もあるそうです。中でも日本人妻向け、これが反響がありそうなんです。ネットよりも紙が手にとりやすいのか、いいところを載せているからなのか、私たちも同じ業界として興味深々でした。
【たかまるのバンコク2日目】次の日はそのフリペ「WOM」に掲載されているエステに行くという流れに。日本円にして約3000円程で、お世辞でも冗談でもなく2~3万円は日本でとられるだろうという極上のマッサージなのでした。頭のてっぺんから足の先まで、とくにフェイシャルとデコルテはこれでもか!というほどやってくれました。2日たった今日もお肌ツルツルです。ホント!来ていた日本人マダムは「オリエンタルスパ並みよ」と小声で教えてくれました。
午後は、その噂のエステのあるマンダリンオリエンタルホテルでハイティー。中山美穂さん主演の「サヨナライツカ」の舞台にもなったところですね。船でホテルに入るのですが、ゆったりまったりマダム気分です。
その夜は、アヴァンティの表紙を24年間描き続けてくださっているタイ在住の画家 阿部恭子さん(テープカットの写真真ん中)の個展へ。表紙になった絵が原画であるのです。それは感動です。
『タイに暮らして』というタイトルの個展。タイに暮らして22年だそうです。恭子さんほどバンコクで有名な日本人はいないという人もいます。絵を教えた子どもの数は数千人、うさぎや犬やトッケーがお庭にいてまるで童話の世界のような素敵なお宅です(前回おじゃましました)。その世界がバンコクのスカイトレイン「BTS」に描かれるというのだから楽しみです。
私はせっかくなので、浴衣で個展に参加しました。髪のセットは北九州市小倉発の美容室「Refu」のバンコク店です。海外進出を計画して8年目にしての出店だそうです。海外進出といっても簡単なことではないですよね。尊敬します。


【たかまるのバンコク3日目】
さーて、帰国の日はあまり無理せずホテル付近でショッピング。お土産を調達したり、地元の百貨店やスーパーを物色しました。こういうの楽しいんですよね。リッチな百貨店やホテルがあると思えば、トタン屋根の家の密集地もあったりと、これがバンコク。色んな人がこの熱い国で暮らしています。


とっておきの最後の夜は、福岡でIKUTA Kitchenを主宰する幾田淳子先生のバンコクのキッチンスタジオでディナーです。Shinsen Fish Marketの2Fにあります。シーフードを中心に、マーケットもレストランもあるのです。この日は先に書いた阿部さんのお友達も集まってくれました。バンコクで仕事をバリバリしている女性たちです。言葉も文化も習慣も違う異国の地で、苦労もありながら夢を実現する人たちばかり。逞しく美しいなと思いました。幾田先生もしかり。
と、今回の私の旅のテーマは”海外で仕事する日本人”かな。偶然にも福岡を出てバンコクの地で仕事をする人たちにたくさん会うことができました。私たちが行くと聞いて、おもてなしてくれた方々、本当にありがとうございました。Ko punka (^o^)