以前、おきのえらぶ取材記でちょろりとご紹介したアクティビティ「ケイビング」。今回はもっと詳しくご紹介します。
ケイビングは、鍾乳洞の島・おきのえらぶならではのアクティビティで、整備されていない野趣たっぷりの洞窟(手つかずの鍾乳洞)をガイドさんの案内とヘッドライトの灯りを頼りに探検します。おきのえらぶには、ケイビングに携わる方たちが地道に発見・コース開拓してきた場所以外にも、まだまだ人知れず眠っている洞窟がたくさんあるのだとか。好奇心・探究心旺盛なガイドの方たちにとっても、探検意欲をかきたててやまないおきのえらぶ島です。
今回は、運動不足&カナヅチ(泳げない)私でもトライできる初心者コースを案内いただきました。まずびっくりしたのは、洞窟に通じる山道の入り口。思わず通りすぎてしまったぐらいに鬱蒼としていて、まさかそこに道があるとは思いません…。しょっぱなから面喰いました。想像以上の険しい道のりのようだと覚悟を決め山道をかき分けて進むこと5分、ぽっかりと口をあけた洞窟が見えてきました。
昼間とはいえ、絡み合うような樹々に陽射しは遮られ、中がどうなっているのかまったく分からないくらいの洞窟の闇、ドキドキMaxです。それでも勇気を出して、ガイド・新納(にいろ)さんの案内のもと、ヘッドライトをつけてへっぴり腰ながら下っていきます。道が整備されているわけではないので、足をすべらせないよう慎重に。
下に着いたらそこからは、じゃぶじゃぶと水をかき分けながら隆起している鍾乳洞をよじ上ったり、天然の滑り台を滑り降りたりとダイナミックに進みます。途中、長い長い時間をかけて自然が作り出した造形物に出逢えたり、身のこなしが軽やかなガイドさんがセッティングしてくれたライトで浮かび上がる幻想的な光景を楽しみながら、ほっこりティータイムもあり。全身ずぶ濡れ&汗をかくから、お茶の温かさとお菓子の塩気がしみる~!そういえば、取材時は12月だったけど、ずぶ濡れでも凍えないのはさすが温暖な島ですよね。
うっかり足を水につけても大丈夫ではあるんですが、砂が巻き上がるのでライトアップ時の水の透明感が落ちる
私が体験した初心者コースでもかなりの充足感がありましたが、中級・上級コースになると、顔しか水面に出せない狭い場所を行ったりと冒険レベルがさらにアップ。アクティブ女子のあなた、挑戦してみてはいかがでしょう??