おとぎの国のような可愛らしい家が建ち並ぶフランスのストラスブール。
実はクリスマスマーケットの発祥の地でもあることを知ってましたか?
そもそもは中世ヨーロッパで行われていた聖人ニコラス(12月6日)を祝うため物が売られる場所がクリスマスマーケット。
聖人ニコラスは子供を守る聖人だったので、この地域の子供たちは、この日に聖人からプレゼントをもらっていたそう。この風習は現在でも残っていて、毎年12月6日になると、子供たちはチョコレートやみかんをもらうのです。聖人ニコラスがサンタクロースのもとだったんですね。

しかし、16世紀の宗教革命の際、プロテスタントにより聖人ニコラスが子供達にプレゼントを配ることも、その祝日のためのお祭りやマーケットも禁止。でもこのマーケットは”聖人ニコラス”のためでなく、”幼児キリスト”のためのマーケットと名前を変えて続けられることに。当時からこのマーケットは経済効果が大きかったようで、遠くの街からも人形、おもちゃ、ろうそく、飴などの商売人達がやって来ていたそうです。

これがクリスマスマーケットとなり、クリスマスツリーに欠かせないオーナメント、贈り物やお菓子づくりの準備に必要な物、スパイスクッキー、ホットワインも、発祥当時のように山小屋風屋台で販売されています。
クリスマスマーケットの周りには大きなもみの木、キリスト誕生の場の大きな模型も飾られ、街中がクリスマス一色に染まるのです。
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※12月5日(火)公開