
アーティストや美術関係者、さらに人文・社会から科学までの様々な分野の専門家が集い、現代美術の創造拠点となっている「現代美術センターCCA北九州」の運営陣が手掛ける「CCAサウンド・ライブ」が、北九州芸術劇場・小劇場で開催されます!
今年2月に行われたCCAサウンド・ライブでは、2時間まるまる1曲という、興奮しきりの度肝を抜かれるライブでした。そして、北九州芸術劇場・小劇場は音響がいい! そこに6台の高性能スピーカーを持ち込んで、さらに素晴らしい反響を作り出すというサウンドへのこだわり。
「おっ! ジム・オルークが来る!」というミーハーな理由で見に行ったのですが、かなりディープに音楽に浸ってきました。
今回のCCAサウンド・ライブでは、前回コンサートを行ったオーレン・アンバーチ、ジム・オルーク、コンラッド・スプレンガ-に加えて、ベルリンを拠点に活動するアーノルド・ドレイブラットが参加します。世界中で、この場所、この瞬間にしか味わえない音楽だと思います。
スピーカーと空間の影響力、彼らの作り出す音楽が、圧倒的な生命力をもって劇場を動きまわる感覚を、ぜひ一緒に生で味わいましょう。
アーノルド・ドレイブラット、オーレン・アンバーチ、ジム・オルーク、コンラッド・スプレンガーが来福!公演の詳細はこちら
出演/
アーノルド・ドレイブラット
オーレン・アンバーチ
ジム・オルーク
コンラッド・スプレンガー
日時/2017年12月13日(水)19:00~(開場18:45)
会場/北九州芸術劇場 小劇場 (リバーウォーク北九州6F)
入場料/2000円 ※要予約(申込締切 12月8日(金))
申込み/鑑賞をご希望の方は12月8日(金)までに下記までお申込ください。
〒808-0135 北九州市若松区ひびきの2-5
TEL 093 695 3691 FAX 093 695 3692
Eメール mail@cca-kitakyushu.org
アーノルド・ドレイブラット(ベルリン)
70年代ニューヨークで活動を始め、アルバン・ルシエ、ラ・モンテ・ヤングなど当時の現代音楽を牽引していたアーティストに師事、独自の作曲法と奏法を展開し、オリジナルの楽器やパフォーマンスのテクニックを生み出していく。「The Orchestra of Excited Strings」の名のもとに他のアーティストと共作、共演し、数々の作品を発表している。80年代より拠点をベルリンに移し、ヴィジュアル・アート作品やパフォーマンス作品も手がける。
オーレン・アンバーチ(メルボルン)
伝統的な楽器の奏法やその考え方にとらわれず、ピアノやドラム、グラスハーモニカなど、様々な楽器や媒体を用いて創作活動を行っている。 中でもギターを自身の探求の中心に置き、独自のテクニックを生み出し、実験的な試みを重ねてきた。自身が主宰するレーベルBlack Truffleよりクリーズ・コールとの共作「Hotel Record」を今年9月にリリース。
ジム・オルーク(東京)
実験的な要素の強い作品を中心に発表し、ソロとしての活動の他、様々なアーティストとのコラボレーションも行う。 ガスター・デル・ソルやソニック・ユースなどのバンドのメンバーとしても活躍。プロデュースも多数行っており、その他にも小杉武久とともにマーサ・カニンハムの舞踊団の音楽を担当。 また青山真治、若松孝二らの映画のサウンドトラックも手がけ、自らも映画を制作するなど活動は多岐に渡る。 6年ぶりとなったアルバム「シンプル・ソングス」を2015年にリリースしている。
コンラッド・スプレンガー(ベルリン)
ヨルグ・ヒラーによるプロジェクトで、作曲やプロデュースも手がけている。レーベル、Chooseを主宰し、これまでにエレン・フルマン、アーノルド・ドレイブラット、テリー・フォックスなど数々のアーティストの作品を発表してきた。最近ではコンピューター制御によるマルチチャンネルのエレキギターを用いたパフォーマンスを中心に活動している。 サウンド・インスタレーションも制作、ニューヨークのMoMA PS1など各地で発表している。