【ストーリー】
イケメンだけどヘンクツなフランク。美人なのにドクゼツが止まらないリンジー。
気が付けば、“おひとり様”記録を更新中のふたりが、豪華でロマンティックなリゾート・ウエディングに招待された。楽しいはずのお祝いの旅だが、ふたりにとっては悪夢だった。花婿は、フランクと絶縁中の異父兄弟で、リンジーを捨てた元婚約者なのだ。出会った瞬間から、互いに感じ悪さ爆発のふたりだったが、飛行機もディナーの席も、ホテルの部屋まで隣に! 口を開けば意見は対立、バトルを繰り広げるふたりだったが、思いがけないときめきが舞い降りる。果たして、まわり道を続けるふたりの恋の終着点は──?
【コメント スタッフちゅん】
わっ、キアヌ・リーブスの最新作だ!と思ったけどイントロダクションを見てみるとどうも私の理想とする役柄ではないと判明。映画が始まるやいなや、まさにヘンクツ男というかただのおじさんがそこに。でもそれなりの年齢に達した男性のリアルな生活が見えてなんか笑えてくるんです。ここでは女性も同じこと。
主人公のフランク(キアヌ・リーブス)とリンジー(ウィノナ・ライダー)は人より結構ヘンクツでヘリクツなので、出会った時からお互いをやり込めたいのか、まあ言葉のバトルが止めどなく続くんです。
もうそんなんなら関わらなかったらいいのになんて思ってたんですが、だんだんふたりのリズムがとっても似ていることに気づきます。そしてお互い、嫌がっているようでいて、ちょっかい出してるんですよね。まるで小学生の男の子と女の子みたい (笑)。そんな恋愛不器用なふたりがとんだハプニング!で急接近。あんなに毒舌だった二人がそれはそれは甘い甘い素敵な言葉を交わすところは是非見逃さないでください。
冒頭のフライトシーンは、こんなエアラインがあるんだ〜と日本で言うLCCの快適さを知ることになりました。さすがUSA。
映画『おとなの恋は、まわり道』
12月7日(金)公開 R15+
中洲大洋、T・ジョイ博多他全国ロードショー
監督・脚本:ヴィクター・レヴィン
原題:Destination Wedding
出演:ウィノナ・ライダー、キアヌ・リーブス
http://koi-michi.com