11月の大イベント「出版記念パーティー」は
とても感動し感激し そして楽しく 多くの人に会えて嬉しくて
とにかく 幸せいっぱいの 素敵な忘れられない時を過ごした
夏ごろから企画して 家族や友人達の協力のもと 最高のパーティーになった
特に姪が中心となってあれこれ計画してくれて
当日は沢山のサプライズもあって 本当に本当に幸せだった
今でも思い出す ピンクのフリフリドレスを着た私は 会場の扉の前で待機し
カーペンターズの「青春の輝き」に導かれて みんなが待っていているところへ入場
迎えてくれた笑顔と拍手に包まれた瞬間 もう幸せでいっぱいになった
いつも私を支えて下さる皆様に 感謝の思いを形にしたい
と思って計画したこのパーティーなのに
また みんなにいっぱい幸せにしてもらって・・・本当にありがとうございました
パーティーの数週間前から体調が悪かった私
でも当日は体も軽くすごく調子良かった
やっぱり楽しい事をしているときは いいんだよね
でも そんな素晴らしい時を過ごせても 奴(がん)はお構いなしで
翌日から 腹水でお腹はパンパンになり おまけにTS1 の副作用が重なり
ずーと寝込んでしまった 腹水は今までで最強でかなり苦しい
そんな私を見て母が
「無理ばっかりするからよ。パーティーなんかしなきゃよかったのに・・・」とボソッと
私はあんな幸せな時間を感じられたのは
パーティーのお陰だし 絶対実現したかった
今も 思い出しただけで笑顔になり 幸せな気分になる
だから 母に
「したいこと、やりたいことさせてくれるって いつも言ってくれているじゃない。
ただ寝てるだけなんて嫌なの」と軽く反論
すると母が・・・
「そうだけど・・・したいこともさせてあげたいと思っているけど
たとえ、ただ寝ているだけになっても
ママはいっこに一日でも長く生きててほしいの・・・」
言葉が詰まって何も言えなかった
私の命は 私だけのものではない
そう思い知らされた
でもママ 私は無理に命を削ったりするつもりは全然ないよ
大切な私の命の時間に 出来る限りの色を重ねていきたいと思っているだけ
深みのある 油絵のような人生 ・・・ 描けるよね こんな時でも
だけど これからは
母に心配かけずに 一日でも長く生きるために精一杯努力しよう
私の思いと母の思いを できるだけ両立させながら・・・
母に 悲しい言葉を
二度と言わせないように
☆いっこ☆
PS : 明日から入院します。