[作り手通信 北九州] vol.1 合馬たけのこ/生産者 冨岡修さん

普段何気なく食べている野菜や魚。もちろん作り手がいるのですが、どんな方かご存知ですか?生産者の方は「良いものを作りたい」とこだわりをもって大切に育てた自慢のものを食べてもらいたいと思っています。作り手の想いと共に、旬の食材を存分に味わえるレシピを全6回に渡ってお届けします。

合馬たけのこ 生産者 冨岡修さん

>>素材を生かす簡単・時短レシピ
「合馬たけのこの中華風炊き込みご飯」

2月のたけのこは香りを食べる。甘くて美味しいのは3月末~4月

「えぐみが少ない」「甘い」「香りが高い」と評判の合馬たけのこ。皮をむいた瞬間の香りを一度味わうとヤミツキになる。味の違いは赤土と水。そして冨岡さんが丁寧に手間ひまかけて育てた竹林にある。5年経った竹は間引き、たっぷりと栄養を吸った若い竹から生まれる筍は甘くて柔らかい。そして、まだ赤土から芽を出さないうちに掘り当てるため、空気が中に入らず皮の色が白い。「ほらここ、少し土が上がっとうやろ?」とクワを丁寧に操りながら、次々と掘っていく。素人には見つけられないが、冨岡さんの手にかかれば、わずか2時間でカゴいっぱい。

掘って、詰めて、即発送

そんな採れたて筍を、山から下りてすぐ、冨岡さん自ら梱包して発送している。「翌々日以降に到着したものは配送業者に廃棄してもらっとるんよ。」新鮮で美味しい筍を食べてもらいたい、そんな冨岡さんの想いが入った筍、客からの信頼も厚い。

年々増え続ける注文に、ネット販売の要望も高いが、「電話で直接客に今年の筍の状況を伝えたい」と客との付き合いを大切にしている。

今年31年目を迎える『合馬観光たけのこ園』で採れる合馬たけのこ。贈られた人が「美味しかったから」と次の年は他の人に贈り…年々その輪は広がり、全国各地から注文が入る。1月の初採りたけのこは、小さいながらも香り高く、京都の老舗旅館や青山、銀座を始め全国の人気イタリアンレストランからの発注予約でいっぱい。合馬たけのこは、アクが少なく、柔らかいので味がすっとしみ込むと評判だ。

皮付きのたけのこを食べんしゃい

「掘ってすぐに食べれる場所を提供したい!」とはじめた、合馬茶屋も16年目に突入。噂が噂を呼び、春には行列ができる人気店になった。北は仙台から南は鹿児島のお客様が足を運ぶ人気店。焼筍や筍のお刺身などが味わえる。『究極の筍づくし』竹コース2,700円(税込)など、1日限定100食。

合馬観光たけのこ園
北九州市小倉南区大字合馬1187
tel 093-451-0977(配送問合せはこちら)
●入園料:大人300円/小人150円(掘った筍は別途)
●クワ貸出料:100円/本
●開園:3月20日(日)5月5日(木・祝)
●入園時間:9:00~16:00

掘りたてを味わえる場所 合馬茶屋
「究極の筍づくし」竹コース2,700円(税込)。
「筍満載」梅コース2,200円(税込)。
1日100食限定の人気店。

北九州市小倉南区大字合馬1187
tel: 093-451-0977(問合せはこちら)
●営業時間: 10:30~限定食数終了次第閉店
●2月20日(土)5月5日(木・祝)

[素材を生かすかんたん時短レシピ]
合馬たけのこの中華風炊き込みご飯

【 材料 】
合馬たけのこ  100g
米       1.5合
もち米     0.5合
豚細切れ    100g
人参      1/3本
干し椎茸    2個
帆立水煮    40g
万能ネギ    適宜
(調味料)
ごま油      大さじ1強
みりん      小さじ1
薄口しょうゆ    小さじ1
オイスターソース  大さじ1
(A)
濃口しょうゆ   小さじ1
酒        小さじ1

【 作り方 】
1) 筍は、皮ごと50℃の湯に30分浸したら、蒸気が上がった蒸し器で1時間ほど蒸す。竹串がすっと刺されば蒸しあがり。冷めたら皮を剥いて一口大に切る。(水煮でも可。)
2) 米は合わせて2合を研いで1時間浸漬させておく。
3) 豚肉は、(A)の調味料を揉み込んでおく。
4) 干し椎茸(360mlの水に一晩浸しておく)は、水気を切って細かい千切り。人参も千切りに。
5) フライパンにごま油を入れ火にかけ 3) 4)1)、水を切った米の順に加え炒める。全体に油でコーティングする感じに。
6) 椎茸の戻し汁、帆立水煮の汁、みりん、薄口しょうゆ、オイスターソースを合わせて360mlの調味液を作る。
7) 土鍋に 5) をいれ、 6) を注ぎ蓋して炊き上げる。炊飯器も要領は同じ。
8) 蒸らし上がったご飯を混ぜ、万能ネギを天盛りする。

フードコーディネータ 黒木 雅美さん
辻調理師専門学校卒業後、レストラン勤務を経て料理家へ。小倉まちおこしに携わり、小倉魚町の「あぶくりキッチン」で料理講師として活動。地元生産者が育てた四季折々の旬の食材と手作りの調味料を使った料理を伝えている。

2016年3月3日(木)
受付/18:00 開宴/18:30
場所/千草ホテル 光琳の間&ホワイエ
(北九州市八幡東区西本町1-1-1)

会費/5,000円(税込)
(和洋折衷のフルコース料理7品+お飲み物)
ビュッフェ・コーナー料理などもあります。

北九州にはまだまだ知らない食の魅力がたくさん!地元の食材を使った豪華フルコースやビュッフェコーナーに加え、地元酒造のお酒もふるまわれる千草ホテル主催「食の饗宴」。もちろん合馬たけのこも味わえます!

【チケットのお申込み、お問い合わせ】
千草ホテル
tel 093-671-1131

written by 編集部