[作り手通信 北九州] vol.3 あかもく/生産者 島田 健一さん

普段何気なく食べている野菜や魚。もちろん作り手がいるのですが、どんな方かご存知ですか?生産者の方は「良いものを作りたい」とこだわりをもって大切に育てた自慢のものを食べてもらいたいと思っています。作り手の想いと共に、旬の食材を存分に味わえるレシピを全6回に渡ってお届けします。

あかもく 生産者 島田 健一さん

>>素材を生かす簡単・時短レシピ「あかもくの酸辣湯(サンラータン)」

 

近頃、注目を浴びている食材「あかもく」は、海草の風味とビックリするほど強い粘りが特徴。今回は、6年前からあかもくの加工に取り組む、馬島の漁師・島田さんに話を聞いた。昨年は売り切れが出るほどの人気で、今年は生産拡大に備えているのだとか。

花が咲くのに時期があるように、海草にも旬がある。あかもくは4月半ばから5月ごろにかけて栄養とネバネバ成分がたっぷり詰まった胞子をつける。これが粘りの元。どこまでも糸をひくネバネバには、水溶性食物繊維(フコイダン)がたっぷり。高タンパク・低カロリーのヘルシーな食材で、便秘解消にも効果的だ。悩んでいる人は、毎日の食卓のお供にぜひお試しを。ちょっとポン酢を垂らして、ご飯にのせるのもいいが、お好み焼きのつなぎ、卵焼き、天ぷら、味噌汁に入れてもおいしい。

◎馬島ってどんな島?

12世帯が暮らす、福岡最小の有人島。小倉から渡船でわずか20分。港に到着すると、たくさんの猫が出迎えてくれる。島では、ワケギの生産がとっても盛んなことで有名。

[素材を生かす かんたん時短レシピ]
肝臓に負担がかかりやすい春。薬膳的に、酸味の物を取るのが◎
あかもくの酸辣湯(サンラータン)

【 材料 】 2人分

あかもく     50g
茹で筍      40g
人参       20g
絹ごし豆腐    1/4丁
豚肉       100g
卵        1個
鶏がらスープの素 小さじ2
水        400ml
青ネギ      適宜

(調味料A)————————
酢        大さじ1
醤油       小さじ1

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塩        2つまみ
胡椒       適宜
ラー油      適宜

【 作り方 】

1) 茹で筍・人参・絹ごし豆腐・豚肉を細切りにする。

2) 鍋に水と鶏がらスープの素を入れ、1) の筍と人参、豚肉を加えてから煮立たせる。

3) 調味料Aと豆腐を加えひと煮立ちしたら、あかもくと溶き卵を入れ、塩、胡椒で味を調え、器によそって青ネギとラー油を添える。

フードコーディネータ 黒木 雅美さん
辻調理師専門学校卒業後、レストラン勤務を経て料理家へ。小倉まちおこしに携わり、小倉魚町の「あぶくりキッチン」で料理講師として活動。地元生産者が育てた四季折々の旬の食材と手作りの調味料を使った料理を伝えている。

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(北九州市食の魅力創造・発信室)TEL 093-582-2080

written by 編集部