[作り手通信 北九州] vol.6 スイートコーン/生産者 松浦剛さん

普段何気なく食べている野菜や魚。もちろん作り手がいるのですが、どんな方かご存知ですか?生産者の方は「良いものを作りたい」とこだわりをもって大切に育てた自慢のものを食べてもらいたいと思っています。作り手の想いと共に、旬の食材を存分に味わえるレシピを全6回に渡ってお届けします。

スイートコーン 生産者 松浦 剛さん

>>素材を生かす簡単・時短レシピ「若松有毛のスイートコーンご飯」

キラキラと黄色く輝く粒がぴっちり詰まった若松有毛のスイートコーン「ゴールドラッシュ」。旬のビタミンカラーは見ているだけで元気になりそう! 今回は若松でスイートコーンを作って25年になる松浦さんに話を聞いた。

実はスイートコーンの最適な収穫時はたった1日。それより早くては粒に隙間があり、遅くては粒が太りすぎて甘さがなくなるという。松浦さんは、その日の収穫量が作業の許容量を超えていても、どしゃ降りの中でも「コーンが熟れたら、ちぎらないかん」と、必ずその日のうちに収穫する。よい土質と潮風で作物がおいしく育つと評判の若松野菜だが、食べ頃のものだけを丁寧に収穫することも、大量生産にはない、おいしさの秘密だ。

まるまると実った食べごろのスイートコーン。松浦さんは、朝陽が昇る前に必ず収穫する。お昼時に太陽を浴びたコーンは、少し乾燥して甘みが少ないのだとか。

朝採れたての瑞々しいスイートコーンは皮付きのまま販売される。25年の経験によって、皮付きのままでも見た目と感触で、実り具合を見極めている。

大人の身長を超える程、背丈が伸びるスイートコーン。実が大きく甘く育つように間引きするなど、大切に育てられている。

また、松浦さんの畑では、若松の豊かな土壌から栄養をたっぷり吸収できるように、ひとつひとつのコーンの間隔を広くとっている。

甘くて瑞々しい品種「ゴールドラッシュ」がさらに甘くおいしく育つよう、手間と愛情をかけて育てられた若松有毛のスイートコーン。若松や八幡のJAかっぱの里で販売中!(♪スイートコーンは収穫して時間がたつと糖度が下がってしまうので、購入したらすぐに加工して保存するのがおすすめ。)

[素材を生かす?かんたん時短レシピ]
忙しい女子にもオススメ!「夏バテ解消、疲労回復にも効果的!」
若松有毛のスイートコーンご飯

【 材料 】

米・・・・・・・・・・・・・・・・2合
水・・・・・・・・・・・・・・・・1.2倍
スイートコーン・・・・・・・・・・・・・・・・1本
薄口醤油・・・・・・・・・・・・・・・・20ml
塩・・・・・・・・・・・・・・・・一つまみ
無塩バター・・・・・・・・・・・・・・・・10g

 

【 作り方 】

1) 米を洗って30分浸漬させておく。

2) コーンは、皮をむき横半分に切って、包丁で芯から実を切り離す。ヒゲも細かく切っておく。

3) 炊飯器に 1) の米を入れ、2合の水加減に。薄口醤油と塩で調味し 2) とバターをのせる。※コーンは実も芯もヒゲものせる

4) 炊き上がったら芯だけを取り除き全体を混ぜる。

5) 出来上がり。

黒木先生の一言マメ知識

普段捨ててしまうトウモロコシの「ヒゲ」には利尿効果があり漢方では「南蛮毛」と呼ばれ、体の呼ぶんな熱を冷ましたり、利尿効果があるので干してお茶として飲まれたりするそうです!今回は、ヒゲのきれいなところだけを細かく刻んでご飯と一緒に炊き込みました!甘い実の部分は糖質で消化吸収がよく、夏バテで食欲がないときでも少し食べればエネルギー補給、疲労回復に役立ちます。自然の恵みに感謝ですね。

フードコーディネータ 黒木 雅美さん
辻調理師専門学校卒業後、レストラン勤務を経て料理家へ。小倉まちおこしに携わり、小倉魚町の「あぶくりキッチン」で料理講師として活動した後、地元生産者が育てた四季折々の旬の食材と手作りの調味料を使った料理を伝えている。

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written by 編集部