[作り手通信 北九州] vol.5 関門海峡たこ/生産者 永久清彦さん

普段何気なく食べている野菜や魚。もちろん作り手がいるのですが、どんな方かご存知ですか?生産者の方は「良いものを作りたい」とこだわりをもって大切に育てた自慢のものを食べてもらいたいと思っています。作り手の想いと共に、旬の食材を存分に味わえるレシピを全6回に渡ってお届けします。

関門海峡たこ 生産者 永久清彦さん

>>素材を生かす簡単・時短レシピ「関門海峡たこのたこ飯」

その名が全国区になりつつある「関門海峡たこ」。関門海峡の激しい潮流に鍛えられた引き締まった身と、吸い付くような吸盤のプチンとはじける食感がたまらなくおいしい。今回は、小倉駅からほど近くの港・長浜でたこ壷漁をしている永久さんに話を聞いた。

7月からの時期は、タコが船上で暴れ、船から飛び出すほど元気だという。タコが傷つけあって鮮度が落ちないよう、一匹ずつ丁寧にネットに入れて、生け簀に放つ。活きたタコを購入することもできるが、おすすめは「長浜朝市」で販売されている“茹でたこ”。通常の茹でたこよりも、半透明でツヤッとした新鮮さが楽しめる。北九州に来たら、このタコを食べないなんてもったいない。

北九州の新しいマーケット“漁師直営朝市”

船から揚げたばかりのタイやスズキ、朝茹での関門海峡たこなど、ここでしか買えない新鮮な魚介類がそろう「長浜朝市」。4~12月までの第2・4土曜、朝9時から開催中!

長浜朝市(4月~12月)
毎月第2・4土曜日 9:00~売切れ次第終了
会場:北九州市小倉北区末広1丁目16-16
問合せ先:北九州市漁業協同組合長浜支所 
093-521-1090(平日10時~15時対応)

●直売の食材:
関門海峡たこ、たこめし、イカ、渡りガニ、エビ、鯛 等

他にもあります!”北九州の朝市”をまとめてご紹介!

平松とれとれ朝市(4月~12月)
毎週日曜日(GW、お盆は除く) 7:00~売切れ次第終了
会場:北九州市小倉北区西港町船溜り 特設会場(国道199号「西港町東」交差点横)
問合せ先:北九州市漁業協同組合平松支所 
093-571-0265

●直売の食材:
関門海峡たこ、たこめし、イカ、渡りガニ、エビ、鯛 等

旧門司支所活魚朝市(通年)
毎月第3日曜日 9:00~売切れ次第終了
会場:北九州市門司区旧門司2丁目4-11
問合せ先:北九州市漁業協同組合旧門司支所 
093-321-6801

●直売の食材:
関門海峡たこ、イカ、鯛、ヒラメ、メバル、スズキ 等

漁師の店ひしゃくだ朝市(4月~12月)
毎月第2・4日曜日 7:00~売切れ次第終了
場所:北九州市門司区大字柄杓田1407番地(柄杓田漁港内)
問合せ先:豊前海北部漁業協同組合柄杓田地区 
093-341-8911

●直売の食材:
豊前本ガニ、カキ、甲イカ、コノシロ、スズキ 等

[素材を生かす かんたん時短レシピ]その
忙しい女子にもオススメ!「新鮮なタコの弾力と香りが文句なしにおいしい!」
関門海峡たこのたこ飯

【 材料 】

(A)
薄切りした茹でたこ 200g
山椒の実の醤油漬け 小さじ1
薄口醤油      大さじ2
酒         大さじ2

 

米        2合
昆布       5㎝角
山椒の葉     適宜

 

【 作り方 】

1) (A)を合わせて30分ほど漬け込む。
2) 米を洗ってざるに上げておく。
3) 1を鍋に入れ火にかけ煮立ってきたら弱火に落とし1分ほど煮て、タコと煮汁に分ける。(※1)
4) 炊飯器に米と3の煮汁、昆布を加え、水を足して2合の水加減にして炊き込む。
5) ご飯が炊き上がったら3のタコをのせ蒸らす。
6) 蒸らしあがったら全体を混ぜ茶碗によそって山椒の葉をちらす。(※2)

(※1)タコは強火で煮立たせると固くなるので中火でサッと火を通す感じ。
(※2)山椒の実の醤油漬けがあればタコと相性が良い。


[素材を生かす かんたん時短レシピ] その2
関門海峡たこのラグー

カリッと焼いたバゲットに冷たいままのたこラグーをのっけてキリッと冷やした白ワインあわせると最高! パスタソースとしてもおすすめのレシピ。

【 材料 】

茹でたこ 200g

 

(A)
玉ねぎ    1/4個(50g)

人参     1/2本(50g)
セロリ    1/4本(30g)

 

にんにく   1/2片
オリーブオイル大匙3
白ワイン   100㏄
トマト水煮  1缶(400g)
赤唐辛子   1本
塩 少々
こしょう 少々
パセリ、バジリコ (好みで)

 

【 作り方 】

1) タコは粗みじんにする。
2) (A)の野菜をみじん切りする。
3) 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ弱火にかける。にんにくの香りがしてきたら、2を加え、ゆっくり炒める。
4) 野菜がくたっとして来たら、1を加えさらに炒める。(なべ底がチリチリするまで炒める)
5) 白ワインを注ぎアルコールをとばし、トマトの水煮と赤唐辛子を加える。時々まぜながら15分ほど煮込んだら(※1)、塩こしょうで味を調え分量外のフレッシュなオリーブオイルをくわえる。
6) バゲットをかりっと焼いて5をトッピングする。バジリコやイタリアンパセリを添えて彩りよく。

(※1)パセリやバジリコの芯などを一緒に煮込めば無駄なく、風味豊かに美味しくなる

フードコーディネータ 黒木 雅美さん
辻調理師専門学校卒業後、レストラン勤務を経て料理家へ。小倉まちおこしに携わり、小倉魚町の「あぶくりキッチン」で料理講師として活動。地元生産者が育てた四季折々の旬の食材と手作りの調味料を使った料理を伝えている。

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(北九州市食の魅力創造・発信室)TEL 093-582-2080

written by 編集部