明日、災害が起きたら

1603_sp_01

東日本大震災から5年。福岡の西方沖地震から11年。大規模な災害が比較的少ない福岡という土地に住んでいると、あの日の衝撃や危機意識が日に日に薄らいでいく気がする。でも、30年以内に70パーセントの確率で首都直下地震が起こるといわれている今、なにはともあれ備えあれば憂いなし。今月は災害が起きたときのことを、その時のための備えのことを考えてみよう。

 

様々なデータ集めてみました
みんなの防災意識

全国でみると…
「自然災害に対する防災について、日頃から意識していますか?」という問いに対し、約半数は自然災害を意識しているが、4人に1人が意識していない。

1603_sp_02

 

地域で比べると…
災害時の非常用の食料や飲料を備蓄している世帯の割合は、全国を10地域に分けた中で、東海(愛知、岐阜、三重、静岡)が65.9%と最も高く、九州(沖縄含む)は24.6%と最も低い。(全国平均は47.4%)
※全国3421世帯から回答。東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県は対象外(出典/厚生労働省 国民健康・栄養調査 2011年)

福岡県でみると…
災害に備えて食品や飲料水をストックしているのは全体の約半数。世代別に見ると20代では、何もストックしてない層が6割を超える。
※福岡県在住20歳以上男女500名の回答。(出典/「福岡県居住者の「防災意識」に関する調査」株式会社ジーコム生活行動研究所 2014年)

自然災害に関する家族の対話を見ると…
自然災害について、家族や身近な人と「話をしていない」のは全体の約4割20代は5割を超える。
※福岡県在住20歳以上男女500名の回答。(出典/「福岡県居住者の「防災意識」に関する調査」 株式会社ジーコム生活行動研究所 2014年)

 

全国の年代、家族構成にみる特徴
世代により、情報収集や対策状況に違いがあり、また同世代でも1人暮らしか家族住まいで違いがある。

1603_sp_03

1603_sp_04全国的に見ると、しばらく大きな災害が起こっていない福岡を含む九州の防災意識は、やや油断気味の傾向がある。世代で見ると、若い世代ほど防災意識は薄くなる。やはり災害の記憶が薄れてきたり、災害の経験自体がないことが要因か。でも油断は禁物。災害は忘れたころにやってくる。

written by 編集部