今長谷 美穂さん
アソウ・ヒューマニーセンター福岡本部
博多支店 課長・派遣元責任者
1982年、糟屋郡篠栗町出身。30歳で課長職に抜擢され、支店長とともに13名が在籍する博多支店の運営・マネジメントを担う。現役営業職、管理職業務を並行してこなす多忙な日々の傍ら、休日は買い物や映画など、夫、友人との時間も楽しむ。
「この人の役に立ちたい!」。その気持ちで、全力投球の日々。
「この人ならきっとがんばってもらえるし、安心して任せられる。相手にそうやって信頼され、期待されるような人になりたい、という思いは入社当時から持っていました」。そう話すのは、自身も現役の営業ウーマンとして活躍し、一方で管理職として社内マネジメントや社員の育成も行っている『アソウ・ヒューマニーセンター』の今長谷美穂さん。快活で、親しみやすい雰囲気の女性だ。
そんな彼女も9年前に入社したばかりのときは、なかなか契約を決められず落ち込むこともあったという。「受注したい顔になってるよ」という先輩社員の一言で、がむしゃらになりすぎていたことに気づいた。それからは「まずは私らしくがんばろう」と、営業マニュアルにはない自分なりの工夫を心がけた。
『アソウ・ヒューマニーセンター』では、派遣先企業の開拓・フォローだけでなく、派遣社員の面談からフォローまでも営業職社員が行う。それゆえ大変なこともあるが、企業と人の間を繋ぎ、その後のサポートも同じ担当者ができるからこその喜びがあるという。「紹介した人が、派遣先で大活躍してくれたことを聞くのがうれしい。その人が来てくれたおかげで、仕事が効率化されて残業が減った、社内の雰囲気がよくなった。そう聞くと、それだけスキルの高い人を紹介でき、役に立てた喜びでいっぱいになります」。
その仕事ぶりを評価され、今長谷さんが管理職に抜擢されたのは2013年4月のこと。支店長を補佐し、支店全体のマネジメントを担う役を任されたことで仕事にもより広がりが出た。「別部門の管理職の人から意見を求められるのは、認めてもらえている実感に繋がるし、部下が主体的に仕事をする姿には成長がうかがえてうれしい。ステップアップできたことで、やりがいや発見も2倍になりました」。管理職の重責をものともせず、むしろ立場が変わったからこそ得られる変化を楽しむ彼女。これからも、関わる人たちの心に響く仕事をするに違いない。
◎私の勝負アイテム…社内の人や登録者からもらったお礼の手紙。「紙にも気を遣って、ていねいに書いてくれたその気持ちがうれしくて」と大事に保管している。見返すことでパワーが湧いてくる。