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日本の美に還る

歌舞伎は、日本人独特の感性を存分に味わうことのできる伝統芸能です。特に、歌舞伎の世界では”型“を非常に重要視します。男形、女形など役によって型が決まっていて、忠実に従って行動するべきお手本とされています。そうやって江戸時代から代々受け継がれてきた型が今も守られているからこそ、江戸の空気感を色濃く残す伝統芸能として発展しつづけているといえますね。歌舞伎は、そうやって日本人が脈々と継承してきた素晴らしい日本文化ですが、近くにありすぎることでむしろ遠い存在となっているのも現状です。歌舞伎は”生で観ること“で、よりその風情を間近に感じ、心に迫る魅力を味わうことができます。日本が誇る貴重な伝統芸能に、ぜひ一度触れてみてください。

 

歌舞伎を粋に味わおう!

●おすすめの演目
助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)

江戸の古典歌舞伎を代表する演目のひとつ。「粋」の世界観そのものが表現されている。市川團十郎家のお家芸である「歌舞伎十八番」の一つで、その中でも特に上演回数が多い人気演目。源氏の宝刀「友切丸」を探し出すために吉原に出入りしている「花川戸の助六(はなかわどのすけろく)」という侠客と、彼と恋仲になった花魁「揚巻(あげまき)」や、揚巻に言い寄る「髭の意休(ひげのいきゅう)」という老人など、多彩な役が登場する。

主人公の助六は“粋”のシンボル!
緋色の襦袢がのぞく着こなしから下駄まで、そのすべてが現代でいう“イケメン”そのもの。花道に颯爽と登場して「型」を決めるその姿は男の色気たっぷりで、思わず「ステキ~!」と黄色い歓声をあげてしまうほど。まさに江戸の心意気を感じさせてくれる登場人物。

 

これで、あなたも歌舞伎デビュー!
生で観るための心得

生で観るよさが大きいのが歌舞伎。役者の息づかいや汗が流れる様子など、生の舞台を間近で体感してみよう。歌舞伎デビューの心得を聞きました。

◆ テーマパーク感覚で楽しむべし!
「ハードルが高い」「難しそう…」というイメージを抱きがちな歌舞伎ですが、実は江戸の庶民たちが気軽に楽しんだ娯楽です。歌舞伎の芝居小屋に一日中入り浸ってはワクワク楽しんでいました。今でいうテーマパークみたいなものですね。テーマパークを楽しむのと同じ感覚を、そのまま歌舞伎に当てはめて捉えてみてください。

◆ 一 幕見(ひとまくみ) で、お試しすべし!
通常、歌舞伎は演目が三部構成になっていますが、一 幕見とは好きな演目を1つだけ観ることのできるシステムです。これなら2000円前後で歌舞伎が観れちゃいます。「今日は映画にしようかな、それとも歌舞伎にしようかな?」くらいの気軽な気持ちで、ぜひ一幕見を体験してみてください。
※「博多座」の場合、一幕見券は当日券のみ公演当日朝に販売(枚数制限や取扱いのない公演もあり)


安河内さんより一言
歌舞伎は、芝居、演出、和楽器の生演奏、豪華絢爛な衣装など、楽しめる要素がたくさんある複合エンターテインメント。台詞やストーリーが分からなくても、楽器の音色や美しい着物、もしくは役者の凛とした立ち姿など、自分の中にある日本人としてのDNAに響くポイントが、きっとどこかにあるはず。自分なりの“響く”ポイントを探してみてくださいね。

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