働く女性研究所

福永 慶美さん/5年、10年後を見据えて、今を楽しむ。変化のなか、自分らしいキャリアを実現。

福永 慶美さん
キューサイ株式会社総務部広報担当
福岡県出身。大学卒業後、福岡、東京で企画やマーケティング・広報の職を経験。結婚後、ワークライフバランスや理想の子育て環境を求め、約2年半前に夫婦で東京から福岡へ。現在は、『キューサイ株式会社』に勤務。PRや企業サイト、社内報の発行など社内外の広報業務全般を担っている。今年4月に育児休業から職場復帰。

5年、10年後を見据えて、今を楽しむ。変化のなか、自分らしいキャリアを実現。

青汁で有名な『キューサイ株式会社』の広報として働く福永慶美さん。現在の会社で働くきっかけは、夫婦での福岡への移住計画がそもそもの始まり。27歳の頃からキャリアデザインを意識し始め、自分でキャリアカウンセラーの資格も取得したという福永さん。「自分らしく豊かな人生を送るために、仕事だけでなく結婚生活や将来の子育ても含めて、納得の行くキャリアを実現したかった。そのために大好きな故郷の福岡で仕事と子育てをしたいと考えていた」という。企業の企画や広報職を経験し東京で結婚生活を送る中、タイミングや移住先を夫婦で相談し決断した。

今年4月に育児休業から復職したが、「当初は仕事も家事も今までのようにできない。先輩ママからは当たり前と言われ、頭ではわかっていても、無意識に昔の自分と比較してしまって…」。そんな中、変わらぬ態度で接してくれる職場の上司や同僚に随分救われたという。「子どもの病気で休まざるを得ず迷惑をかけることもあるけれど、周囲がサポートしてくれ、かつ期待もしてくれる。とてもありがたく、その分頑張れます」。働くママも多く、安心して休暇を取得し戻って来られる風土が会社に根付いている。「がむしゃらに仕事だけしてきた時期があるからこそ、今の環境への感謝が深まります。5年後、10年後、その先を常に意識しながら、今を楽しむ。環境の変化が一層早くなりこのサイクルは永遠に続くと思うが、だからこそ人生は楽しい」。そう語る彼女の笑顔は輝いていた。

子育てのポイント・・・家事を遊びに!
玉ねぎの皮をむく、キャベツをちぎる、私にとっては家事でも、子どもにとっては面白い遊びの一つなんです。料理の手間も減り子どもとのスキンシップにもなり、一石二鳥です。

働くママへの一問一答!

Q. 子育てとの両立で心がけていることは?
余白の時間を作ること。夕食の準備はその日の朝には完了。仕事も家事も半日から1日前倒しで行います。そうすることで時間にも心にもゆとりができ、子どもを急かしたりイライラすることもほとんどなくなります。

Q. 家事の時短ポイントを教えて!
洗濯物は、服もタオルもハンガーで干してハンガーで収納。干すときからパパ、ママ、子どもに分類して、乾いたらそのままクローゼットへ!

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