2014年に発生した自転車事故の件数は
10万9,269件で
交通事故件数に占める自転車事故の割合は約2割と
高い水準となっています。
自転車乗用中の死傷者は10万8,538人 。
利用者の増加、運転マナーの悪化が原因と考えられ
2015年6月1日の道路交通法一部改正により
自転車事故の取り締まりが強化されました。
14歳以上の人が自転車で「危険な行為」を行い
3年以内に2回以上違反すると
自転車運転者講習の受講が義務付けられます。
3時間ほどの講習と、5,700円の費用がかかることに。
危険行為は14項目ですが、その内容と罰則の一部をご紹介します。
⚫️ 夜間の無灯火運転 5万円以下の罰金
⚫️ 酒酔い運転 5万円以下の懲役、または100万円以下の罰金
⚫️ 手放し運転、傘さし運転、携帯電話をかけながら、犬のリードを持ちながらの運転含む 3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金
⚫️ 歩行者妨害、歩行者への注意や怠り(歩道で歩行者にベルを鳴らすのもいけません。) 3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金
⚫️ 並走(2台並んでの走行) 2万円以下の罰金または科料
法律改正がきっかけとなり危険行為が減るのなら
よいことと思われます。
このところ、エコや健康志向も伴い
自転車を日常的に利用する人が増えています。
安全運転を意識して、加害者となるリスクを避けるよう
行動することが大切になっています。
事故は本当に怖いです。
これから日が短くなってきますね。
無灯火となることがないよう自転車のメンテナンスも
注意が必要ですね。