「自分らしく、ゆとりある生活がしたい」。 そのために住まいや家事効率を見直すのもひとつの方法だ。
オール電化で暮らしが変わったという伊東さん夫婦を訪ねた。
福岡市在住の伊東さん夫婦。夫の竜平さんは映像関係。妻のしおりさんは印刷関係と共働き。一緒にキッチンに立つと会話も弾む。夫婦のコミュニケーションの場だ。
IHに決めたのは夫
「仕事柄、キッチン周りの撮影も多くて。IHでの調理の様子を見てこれは便利そうだな、と」。そう話すのは夫の伊東竜平さん。
もともと料理好きの竜平さんにとって、キッチンに立つことは日常の一部。だから使い勝手がよく、居心地のよいキッチンを作ることは重要だった。
火を使わず調理ができるIHクッキングヒーターのスタイリッシュな面にも惹かれて、竜平さんが自宅への導入を決めた。
快適・時短・キレイ
伊東家のキッチンの主役となったIH、実際に使ってみると想像以上に快適だった。
「まず料理が楽になりました。火力が強いのでお湯もすぐ沸き、手早く料理ができます。直火と比べて料理中キッチンが涼しく快適になりました」。IHは鍋底自体を発熱させるしくみなので、ほうれん草を茎からゆがこうとして、鍋周辺の熱であちっ! なんてこともなくなったとか。
「料理中でも、汚れたところをさっと拭けるのは本当に楽。毎日の簡単なお手入れできれいな状態を保てるので、大掃除の必要もないくらい」と竜平さん。
キッチンでのストレスが減った。おかげで忙しい共働きでも朝食を作れるようになり「健康的ですし、料理を楽しむゆとりも生まれました」と満足そうだ。
安心・安全で料理が楽しい
「あと、安心・安全ですね」と妻のしおりさん。実は、天ぷらの最中に火事になりかけた友人宅を見て以来、揚げ物が怖くなっていた。
IHは引火の心配もなく、自動温度調整で揚げ物に最適な温度をキープしてくれるので加熱発火の心配もなし。
竜平さん直伝、サクサクの天ぷらはいまでは得意料理のひとつだ。
夫婦の距離が近くなる
IH導入時に気になったのは電気料金。そこで、IHだけでなく給湯も含めてオール電化にすることで光熱費をまとめ、スリム化を計った。「安い夜間電力を使うエコキュートは魅力でした。光熱費の無駄を見直すきっかけになりましたね」と竜平さん。 機能面のほかにも、嬉しいメリットがあった。料理をしながらの会話が自然と増えた。IHは稼働時の音が静かなので話の邪魔にならないという。 夫婦共通の趣味は虫。出会ったきっかけも虫同好会というほどの虫好きだ。そんなふたりは休日も虫を探しに出かける。「趣味の時間確保のためにも家事の時短は必須です」。生活に追われず、暮らしも趣味も楽しむ。そのヒントはオール電化にすることにありそうだ。
得意料理は天ぷら。IHの自動温度調整機能が強い味方。衣がサクっと仕上がる。IHだから家庭でプロの味。
汚れもさっと一拭き。フラットトッププレートだから簡単!
オール電化ピックアップ
割安料金の深夜電力でお湯を沸かす「エコキュート」。 たっぷりの湯量なのにガスより低コスト。
ヒートポンプ給湯機「エコキュート」は空気の熱を使ってお湯を沸かすから高効率。家計にもやさしく、エコなのが魅力だ。
正直、取材前「オール電化は暮らしにくいのでは? ハードルが高そう」と思っていたが、快適な暮らしを満喫している伊東さん夫婦に出会ってイメージが変わった。10月〜12月は九州電力が「オール電化キャンペーン2016」を実施中とのこと。「オール電化」に興味のある方は、この機会に検討してみては?