美しく、心動かされる風景を写真におさめ、俳句で表現する。
そんな「写真俳句」をライフワークとする諸岡正明さん。
俳句の世界に、気軽に触れてみよう。
太宰府天満宮、曲水の宴。神官・巫女の行事。舞が神々しい。雅楽が素晴らしい。
篠栗にある九大の森。池の周囲が丁度2㎞。ウォーキングにいい。池の中にある杉の林。四季折々に美しい色に萌える。
太宰府天満宮の梅の頃は美しい。太鼓橋と紅い梅が、心字池に美しく映る。
脊振山の頂上、その下に脊振神社がある。脊振神社の中に白蛇神社があるが、参拝した帰り、近くで白蛇の抜け殻を見た。
太宰府リンデンホール学園のイングリッシュガーデン。四季の花々が美しい。春には白鳥が雛を育てる。
「ロコモ」という言葉を知っていますか?
私達の体にある骨・関節・筋肉・腱・靭帯など、体を支えたり動かしたりする運動器の機能が低下すると、日常生活での自立が難しく将来的に寝たきりや要介護になる可能性が高くなります。そのような危険性のある状態のことを言います。現在、国内で4700万人がこの「ロコモ」であると言われていますが、国の介護予防、対策などの方針を受けて、様々な予防対策の実践を呼びかけています。ここで、「ロコモ」を予防する俳句を7句ご紹介します。
①散歩する 朝の講演 美男美女
早朝の講演、体操する人、走る人
②少しだけ 歩けば花咲く 道もある
ウォーキング楽しいよ
③プール歩き ロコモに良いよ 泳いでも
水の抵抗、浮力、温度
④腹八分 も少し欲張り 腹六分
炭水化物を控えめに(糖質ダイエット)
⑤無理しての 階段歩き 膝の敵
階段は、体重の4倍の負担がかかるよ
⑥アルコール 断てば美肌と ダイエット
お酒もいいけど、筋腫には数々の効果が
⑦タバコ吸ふ 五臓六腑が 煙たがる
タバコはいいこと一つもない
諸岡整形外科病院 理事長
諸岡正明さん
幼い頃からカメラに親しみ、数多くの作品を撮影。その後、親友の主宰する俳句の会がきっかけで句を詠み始め、写真俳句を始める。病院内のギャラリーに作品を展示する他、2007年頃から個展を開催。これまでに6冊の写真俳句集を出版。中学校での講演活動や、俳句、短歌、漢詩の英訳も手がける。若い世代や海外へも日本文化の魅力を発信している。
写真俳句集 四季賛歌(文学の森)
写真俳句集 百花繚乱(文学の森)
写真俳句集 神々のワルツ(文学の森)
写真俳句集 奴国の夜明(文学の森)