「女性が住み続けたいまち、みんなが住み続けたいまち」
みなさん、「持続可能な開発目標(SDGs)」をご存知ですか? SDGsは、2015年に国連によって採択、2016年に正式発効された国際社会が目指す目標です。17ある目標の中で、国連ハビタットは目標11「住み続けられるまちづくりを」を中心に推進していますが、この目標は他の目標(5「ジェンダー平等を実現しよう」や8「働き甲斐も経済成長も」)等とも密接に関係しており、他の目標を達成することにより「住み続けたいまち」がします。
今回は、「女性」にフォーカスしてまちづくりを考えるイベントです。国連ハビタット福岡本部と(公財)福岡県国際交流センターが2カ月に一度開催しているレクチャーシリーズ「ハビタットひろば」の特別編「女性が住み続けたいまち、みんなが住み続けたいまち」を、国連ハビタット福岡本部設立20周年イベントの一つとして開催します。話し手は、福岡の建築家で「でんホーム」代表取締役の藤本香織さんと、国連ハビタットの本部長補佐官の星野幸代さん。
藤本さんは、家づくりの希望や悩みをたくさんヒアリングしてこられました。家を建てるとは、まちの空間をつくることに大きく関わることですよね。そして、星野さんは、国連ハビタットの専門職員として、月1~2回の出張をして福岡の中小企業の技術をネパールやラオス、モンゴルなどでアジア太平洋地域で役立てる仕事をされています。まちづくりのニーズで、男性と女性は全く違うのだそう。また、途上国は下水道が整っておらず、長い距離を毎日水をくみに行くのは女性の仕事。水汲みがあるから、学校へ行けない女の子も多いといいます。聞き手は、弊社、アヴァンティ社長の村山由香里です。
みなさんとご一緒に「住み続けたいまち」を考えるいい時間にしたいと思います。
国連ハビタットとは
国連ハビタットは、国連機関の一つで、本部がケニアのナイロビに置かれています。世界に4つある地域本部の一つであるアジア・太平洋地域本部が福岡に置かれており、今年で、福岡本部開設20周年です。
グローバルから国・自治体における都市問題の改善、都市・地域計画・ガバナンス支援、気候変動、都市の治安、土地・住宅問題、スラム問題、基本的な都市インフラサービス(水・衛生、交通、エネルギー等)など、広範な問題に対し、問題解決のための研究、指針の作成、プロジェクトの実施、各国・各国際機関との情報交換、広報活動、研修、専門家派遣等の活動を実施している国連機関です。
国連ハビタット福岡本部 設立20周年記念スペシャルトークショー
ハビタットひろば 特別編 「女性が住み続けたいまち、みんなが住み続けたいまち」
国連ハビタット・(公財)福岡県国際交流センター合同レクチャーシリーズ
日時
6/28(水)18:30〜19:30
会場
アクロス福岡3階 こくさいひろば(福岡市中央区天神1-1-1)
300組以上の家族と
家づくりの夢や悩みを
聞いてきた経験から語る福岡の未来
話し手:藤本 香織さん
でんホーム株式会社 代表取締役社長
福岡の環境ノウハウをアジアへ
途上国の女性にやさしいまちづくりを福岡から
星野 幸代さん
国連ハビタット福岡本部・本部長補佐官
女性が働きやすい環境のために尽力
その経験から引き出す
福岡の、女性の未来
聞き手:村山 由香里
株式会社アヴァンティ 代表取締役社長
お申込みは、E-mail:habitat.fukuoka@unhabitat.org
主催
主催/国連ハビタット福岡本部(アジア太平洋担当)・(公財)福岡県国際交流センター
協力/株式会社アヴァンティ 後援/福岡県・福岡市
お問い合せ先
国連ハビタット福岡本部(アジア太平洋担当)
〒810-0001 福岡市中央区天神アクロス福岡8階
TEL:092-724-7121 FAX:092-724-7124
www.fukuoka.unhabitat.org