7月に入り、暑さが日に日に厳しくなってきました。
最近、休日の朝に1時間程ウォーキングをしています。
40代最後の年に出始めた更年期の症状
”ホットフラッシュ”対策のためです。
職場はエアコンが効いていて温度調節ができないので
体が冷えて血流も悪くなっているみたいです。

自宅周辺には、自然あふれる風景があって
野鳥もたくさんいて、小鳥のさえずりを聴いていると
心も癒されます。
音楽はあえて聴かず、自然の音に耳を傾けながら歩きます。
様々な植物や生きものにも出会います。
iphoneカメラで写真を撮り始めると夢中になり
あっという間に時間が過ぎていきます。
よ〜く観ていると、花びらの上にありさん発見!
こんな写真が偶然撮れると、とても嬉しくなります。
ゆっくり歩いているだけでも汗だくになり
帰宅後シャワーを浴びて、気分はすっきり爽快です!
定期的に運動することは体にいいようです。
酷かった症状も大分落ち着いてきました。
しばらく頑張って続けてみようと思っています。

さて、前置きはこれくらいにして
前回の続きを書いていきたいと思います。
専門学校を卒業後、夢だった航空関係の仕事に就き
28歳のときに出産を機に退職しました。
チーフとしてすごくやりがいを感じていたころでした。
本当は、辞めたくないなという気持ちがあったけど
結婚したら「男性は仕事、女性は家事育児」という
育った環境で染み付いた意識から
退職することを選択していました。
出産後、専業主婦になり長男が5ヶ月のときに義父との同居を始めました。
慣れない家と慣れない土地で、子育てと家事に追われている毎日。
子どもは可愛いし、義父は優しい。
だけど、毎日遅く帰ってくる夫とは話す時間もなく
毎日イライラしていて、怖い表情で子どもを怒り、大声をあげ当たり散らしていました。
帰りが遅いということは、夕ご飯は、義父と子ども二人と私の4人です。
誰と結婚したのかわからないような状況でした。
夫婦で未来のことを話すこともなく、
嫁、妻、母親としてのあるべき姿にとらわれ
そこから逃げ出したい衝動にかられる日々を過ごしていまいた。
しかしながら、収入がなければ自分だけでは生活はできません。
女性であり、妻であり、母親であり、嫁であることは
やりたいことを諦めなければならないのかな?
これから私どうなるんだろう?
そんな思いが心のどこかでずっと蠢いていたのです。
「働きたいな」と思っても
「家事育児をしながら仕事との両立できるのだろうか?」
「子育てしながらできる仕事が見つかるだろうか?」
「子どもが病気をしたらどうしたらいいのだろうか?」
など、いろんな不安が押し寄せてきました。
いざ、仕事をしようと動こうとしても、どこからともなく
「子どもを預けて働くなんてかわいそう」という
声が聞こえて、心のブレーキがかかるのです。
自信がだんだんなくなり、なかなか一歩を踏み出せなくなっていきました。
悶々と過ごしていたとき、このままでは自分らしくない
何か行動を起こさなければと決心したことが
「まずはパートで働いてみよう」だったのです。
33歳、子どもが2歳と4歳のときでした。
ここから未来のありたい自分へ小さな一歩を踏み出したのです。
あの頃は、幸せじゃない理由を周りにせいにして
人に幸せにしてもらうことばかり考えていました。
幸せに思えない理由は、自分の中にあって
どうありたいのかを考えて選択して
行動していくことが幸せになるということなのだと
ずいぶん後になってから気付いたのです。
★Tomo’s photo ★
〜祐徳稲荷神社〜
青空に鮮やかな朱色が映えます。
参道でお土産に購入した「新油屋」稲荷ようかんは絶品!
夏は冷たくしていただくと格別です。
近くにある肥前浜宿「酒蔵通り」もオススメです。
お酒好きじゃなくても楽しめる場所です♪

前回の記事はこちら
小さな一歩が未来をつくる -Vol 1-