アヴァンティ働く女性研究所の調査で明らかになった自立的な女性像
一人で焼肉に行ける独身女子は4人に1人、バイキングやカラオケも3割弱がOK――こんな自立的な女性像が、アヴァンティ働く女性研究所の調査で明らかになった。自分磨きでは、美容やエステなど外見と同じくらい、勉強会や習い事など内面に力を入れる人も多かった。
2015年の国勢調査によると、全国の独身女性は25~29歳で64%、30~34歳で39%、35~39歳で30%を占め、いまや珍しくない。また親と同居している独身女性は18~34歳の78%に上った。
アヴァンティの調査では、年齢層が広いためか一人暮らしが50%と多く、親兄弟姉妹との同居は35%だけ。一人暮らしの多さを反映してか、休日に過ごすのは「一人で」が最多の77%、「友達と」60%、「親と」36%、「恋人と」16%だった。一人に慣れているおかげか、「一人でできること」も幅広い=グラフ参照。
独身のメリット=自由回答参照=は多くの人が「時間とお金を自由に使える」を挙げた。 年収は350万円未満が65%、350万~500万円未満が23%と決して高くないが、貯蓄ゼロは11%だけ。貯蓄や資産運用をしている人は55%で、うち貯蓄額500万円以上が27%、特に1千万円以上も10%と、将来に備える姿が見てとれた。
アヴァンティ働く女性研究所の登録者で独身の女性約2000人にSNS等で呼びかけ、回答を得た。回答期間は9月19日〜29日。有効回答数105。回答者は21〜63歳、平均年齢は40歳。