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【長崎県】波佐見&東彼杵&佐世保を巡る「大人の社会科見学」vol.2

日本一のそのぎ茶の生産地「東彼杵町」

今年の全国お茶まつりの全国茶品評会で日本一に選ばれた長崎県一の生産量を誇る「そのぎ茶」。その生産地の東彼杵は「ひがしそのぎ」と読みます。

あまり皆さんに知られていないエリアだと思いますが、実は昭和にタイムスリップしたような景観がいっぱい!そしてここの魅力は「人」です。この地域を盛り上げようと、地元の人、移住者、町役場が一体となって町作りを進めています。この町おこしのプロジェクトからどんどん進化を遂げている魅力溢れるエリアです。長く使われていなかった建物をリノベーションし、お茶を始めとした地域の物産を絡めたショップやカフェをOPEN。ビジターや地域の人が集える新名所が生まれています。今回紹介する3つのスポットはそのプロジェクトから生まれた、かつての賑わいを取り戻した場所です。

初めて訪れたのになんだかとても懐かしい...。そういう気持ちになる町です。

身体にやさしい天然自家製酵母にこだわったパン屋さん「ちわたや」

牛乳や卵を一切使わず、自家製酵母を使ったパンを提供しています。古民家をリノベーションしたお店を営む前野さんご夫妻は、元々は東彼杵に何のゆかりもなかったが、熊本の南阿蘇の地震で被災し、移住先を求めてたまたま東彼杵を訪ねたそう。ここで出会った町おこしに取り組むメンバーや役場の方がすぐさま相談に乗ってくれ、ここへの移住を決めたという。「移住先を求めてたくさんの地域に行きましたが、東彼杵町には移住者を町が一体となってサポートしてくれるところに魅力を感じました」と話す前野さんの店舗兼自宅も古民家を町の皆さんと一緒にリノベーションしたそうです。オープンして1年半ほどですが、午前中でほとんどのパンが売りきれるほどの人気店に。

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「ちわたや」のフェイスブックは
fb-icon www.facebook.com/chiwataya/

町おこしの中心として生まれ変わったコミュニティスペース「Sorriso riso(ソリッソリッソ)」

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古い米倉庫をリノベーションして作られた東彼杵の新名所。明るい光が降り注ぐ旧米倉庫内では、アンティーク家具、古着屋「GONUTS(ゴーナッツ)」、革製品「SOLE(ソーレ)」、コーヒースタンド「Tsubame coffee」の3店舗が営業中。地元の方や観光客が老若男女問わず訪れる、東彼杵の中心的なスポットになっています。ここは定期的にイベントやワークショップなどが開催されていますが、今回は、「SOLE」のオーナーで革職人の中島さんのワークショップ、革製キーホルダー制作を体験しました。

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革と糸の色を選びスタート![/su_column] [su_column size=”1/3″]IMG_1144
革を貼り合わせて糸を通す穴を空けてから回りを縫っていき、[/su_column] [su_column size=”1/3″ ]ki-horuda-
穴を空けてリングを取り付け出来上がり![/su_column] [/su_row]

ここでも不器用さを発揮した私は、参加者6名中出来上がったのが一番最後でした...。

でも中島さんがやさしく丁寧にフォローしてくれるので安心です。「九州に革なめしの工場を作るのが夢なんです」と語る中島さん。元々はジュエリーの制作をしていたそうで、そのセンスが革製品の製作にも活かされています。ポーチやバッグ製作など色々なワークショップも月に1回から3回程度行っています。参加者は10代から50代と幅広く、8割が女性だそう。事前にスケジュールをチェックしておくといいですね。

「Sorriso riso 千綿米倉庫」のフェイスブックは
fb-icon www.facebook.com/sorrisoriso.yorriso/

駅のホームから大村湾が一望できる木造駅舎「千綿駅(ちわたえき)」

もともと海に最も近い駅として鉄道ファンに親しまれていた無人駅のJR千綿駅。この昭和の雰囲気ただよう駅舎は現在カフェ「千綿食堂」として営業しています。

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ここを訪れた人たちが撮った写真がたくさん[/su_column] [/su_row]

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駅事務所は厨房で、待合室はカフェスペースという駅をそのまま活かしたお店は、オーナーの湯下ご夫妻が切り盛りしています。このカウンターで切符も販売しており駅の管理全般も湯下さんが兼務しているそうです。ランチは日替わりカレーランチ一種類のみ。この売り切れ次第終了のランチ目当てで訪れる地元の方と観光客も多く、人気店になっています。

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実はこの日、「海に沈む夕日を駅舎越しに見る」予定にしていたのですが、あいにく曇りで夕日が見ることができなかった...残念。(上の写真は夏に取材に行ったときに撮ったものです)でも次回の楽しみができました(笑)

「千綿食堂」のフェイスブックは
fb-icon www.facebook.com/chiwatashokudow/

 

古い建物を取り壊すのでなく、その趣を活かしてよみがえらせ、そこに新たな価値を生み出していく東彼杵町。懐かしい風景と人の温かさに触れてみませんか?

「東彼杵町公式」のフェイスブックは
fb-icon www.facebook.com/higashisonogi.jp/


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