スキルス胃がんと告知されて 約1か月半
命のかかった闘いに 身体も心も 休まる事はなかった
ワンクール終わった時も
いつも どこかが緊張していた
先の見えない 命がけの闘いに 常に必死だった
その力を抜いてしまうと
一気に転がってしまいそうな
そんな不安がつきまとう
それでも 「負けない! 私は負けない!」と 自分に言い聞かせ
両手に握りこぶしをつくる
スタート時点がハイレベルだった このがんとの闘い
一気に現実を受け入れなければならなかった状況に
こころがパンパンだった
そんな時耳にした 「千の風になって」 の一節
♪ 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる~ ♪
聞いた途端 涙があふれて あふれて ・・・・ 止まらなかった
自分にあてはめてしまった
もしも このまま 私が死んだら
鳥になって 朝、ママを起こしてあげる ・・・ なんて ・・・
とてもリアルな感じがした
もうたまらなくなった
張り詰めていたものが 一気にあふれて―――
間(はざま)に生きていることを
実感させられて
言葉にできない感情に包まれてしまった
☆いっこ☆