2011年 バイロン・ウィーンの「びっくり10大予想」が発表されました。
米買収ファンド大手のブラックストーン・グループの著名ストラテジスト、バイロン・ウィーン氏が、
1986年から毎年はじめに、その年に起こる10の出来事を予想して発表するのですが、
その的中率の高さから注目度も高く、年明けのウオール街の風物詩になっているものです。
日本の投資家からも注目されており、毎年日本経済新聞で紹介されています。
昨年の10大予想は以下のようなものでした。
1. 米実質成長率は5%を超え、失業率は9%未満に
2. FRBはゼロ金利政策から離脱。政策金利は年末までに2%へ
3. 米国長期金利は5.5%を上回る
4. 株式相場は乱高下。S&P500指数は1300まで上昇した後、09年末程度の水準へ
5. ドルは上昇。1ドル100円を超え、1ユーロ=1.3ドルを下回る
6. 日経平均は1万2000円超えへ。先進国で最大の上昇
7. 米大統領は環境保護のリーダーシップを狙い、原子力発電を後押しする法案を承認
8. 米景気回復を受けオバマ政権の人気が持ち直す。11月議会選挙で民主党の議席減は予想より小さくなる
9. 金融規制法は金融業界よりの内容に
10. イランのアハマディネジャド大統領失脚
的中率の高さが売りの「10大予想」ですが
昨年は残念ながら 多くの項目が外れに終わりました。
さて2011年の予想は以下の通りです。
1. ブッシュ減税の継続などで米実質成長率は5%近くに達し、失業率は9%未満に低下
2. 米財政赤字の拡大が響き、米長期金利は5%近辺まで上昇
3. スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種株価指数は1500近くまで上昇。個人投資家の株式市場への資金流出入が、金融危機後初めて流入超に転じる
4. 実物資産としての魅力から、金価格は1トロイオンス1600ドルを超える
5. インフレ抑制のため、中国政府は人民元高へ誘導
6. 新興国の生活水準の向上で、トウモロコシや小麦価格は一段高に
7. 住宅の供給過多が徐々に解消され、米住宅市場は好転に向かう
8. 新興国の需要増を背景に、原油価格は1バレル115ドルまで上がる
9. 米軍のアフガニスタン撤退で、中東でテロの脅威が高まる
10. 欧州の財政問題は沈静化する
毎年手帳に貼って、検証していますが、
今年の「びっくり10大予想」は楽観的な項目が多いようです。
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