嵐のような強烈な副作用の3日間が過ぎ
少しずつ回復に向かい始めたころに
タイミングよくお見舞いに来てくれたのが
私より少し後に大阪へ転勤してきた 福岡の仲間だった
お見舞いにお花を持ってきてくれた友人は
病棟受け付けで「お花は持ち込めません」と少し叱られ
しょんぼりしていたけど
幸い個室だった私は その日に母に持って帰ってもらう事を約束して
母が帰るまで そのお花を病室においてもらった
その福岡の友も体調が良くないのに
同じ大阪とはいえ 遠いところわざわざ来てくれたことが
とてもありがたかった
この病院に入院して 本当にたくさんの人がお見舞いに来てくれた
入院中必ず手にしていた 「真っ赤なショール」
歩くのも あんまり力がなくてヒョロヒョロしていた頃
東京から面会時間ぎりぎりに 大好きな先輩が持ってきてくれたものだ
元気印のいつもの笑顔で「赤はパワーが出るよ!!」って
元気の風を送り込んでくれた
夜 一人になって 外の夜景をみていたら
お見舞いに来てくれたみんなを 何だかしみじみ思いだしてしまった
部屋の窓からは 伊丹空港が遠くに見えて
大阪北摂の夜景もなかなかいいものだった
だんだん淋しくなってきた
こんな辛いこと まだ何回も続くのかぁ・・・
頑張れるかな・・・
不安になった
みんなの顔が外の明りに浮かんでるようで
泣きそうになった
「負けるな いっこ!!」
☆いっこ☆