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劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」9/1(土)ロードショー

【ストーリー】
彼女は言った。
「君の膵臓をたべたい」
春。

まだ遅咲きの桜が咲いている、4月のこと。

他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」は、病院の待合室で、一冊の文庫本を拾う。手書きの文字で『共病文庫』と題されたその本は、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。

日記の中身を目にした「僕」に、桜良は自分が膵臓の病気で余命いくばくもないことを告げる。それは、家族と医師以外には病気を隠している彼女にとってただひとり、秘密を共有する相手ができた瞬間だった。

最期の日が訪れるまで、なるべくこれまでどおりの日常生活を送りながら、やりたいことをやり、精一杯人生を楽しもうとする桜良。そんな彼女の奔放な行動に振り回され、「僕」の心は少しずつ変化していく。

――それは、「僕」の春の思い出。彼女の一生の思い出。

君の膵臓をたべたい キービジュアル ©住野よる/双葉社© 君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ

【コメント スタッフちゅん】

映像がきれいだったぁ。満開の桜並木、桜の花びらが舞う景色の光と影の動きや風の流れが優しくてでもちょっぴりせつなくてこの映画の世界観を感じた気がしました。

はじめ、桜良のテンションの高すぎがちょっと〜と思ったけど、まあピチピチの高校生女子なんでありとして。桜良がなんの躊躇いもなく主人公の「僕」を引っ張り回すんです。他人に興味を持たず、いつも一人で本を読んでいる「僕」はそれを受け入れるでもなく激しく拒否するでもなくただそこにいるだけのはずだったけれど、二人の過ごす時間が長く深くなるにつれて「僕」に変化があるんですよね。

病気という真実を知っていても、日常を過ごしてくれる「僕」は桜良にとってとても心地いい関係で伸び伸びと甘えられる存在だったと思う。桜良が「僕」を選んだのは正解です。人はともにリアルに時間を過ごすことって大切で、少しずつ向き合ううちに心を通わせることができることを教えてくれる映画なんじゃないかなって思ったり。

「僕」はね、ずっと本を読んでいるから時々発する言葉や単語が文学的で興味深かったです。「現実より小説の方が楽しいと信じているから」(多分こんな感じ)っていう台詞も心に残りました。
ストーリーとは関係ないんだけど二人が行くカフェで気になるインテリアを見つけました。桜の枝の先のようなところに桜の花びらが入った小さな丸いガラスがたくさんぶら下がっているインテリア、可愛かったなぁ。実際にあったら欲しいと思うくらい。気になる人はチェックしてみて。^^

これはネタバレになるかな?
二人が旅行に行くんですね。それが福岡なんです。二人が福岡のリアルなところに行くので福岡人、福岡ファンにとっては嬉しいシーンです。

やっぱり涙せずにはいられないけれど、「春」を駆け抜ける青春の一瞬をともに体感できる映画ですよ。

原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社 刊)
監督・脚本:牛嶋新一郎
キャラクターデザイン・総作画監督:岡勇一
音楽:世武裕子
アニメーション制作:スタジオヴォルン
配給:アニプレックス

劇場アニメ「君の膵臓を食べたい」
9/1(土)ロードショー
T・ジョイ博多、UCキャナルシティ13 他全国ロードショー
https://kimisui-anime.com/

 

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