これまで、様々なホテルに宿泊してきました。
格安ホテルから、カプセルホテル、ビジネスホテル、シティホテル、高級ホテル、超高級ホテル。
色々なホテルに宿泊してきて、いくつか思うことがあります。
そのひとつは【『東横イン』が最強ビジネスホテル】だということです。
その理由は以下になります。
『東横イン』が最強ビジネスホテルである5つの理由
- 駅近
- 清潔
- 安心
- 無料朝食
- 安い
最強の理由1.駅近
東横インはたいてい、駅前のいい立地にあります。
その理由は土地・建物の所有者は別だからです。
駅前のいい立地にある土地を持っている地主さんと交渉して、東横イン仕様の建物を建ててもらって、それを賃借して、ホテル経営をするというスタイルで事業展開しています。
別の角度から、それを見ますと、駅前のなかなかいい立地を多数取得できるということで、利便性が高い、駅近のホテルばかりになるということです。
駅前の一等地を手に入れることは難しいですからね。
最強の理由2.清潔
安いビジネスホテルの特徴は何でしょうか?
「安い。だけど、古い。汚い。臭い。暗い。」
そういうものです。
今も、そういう安いビジネスホテルは多いです。
それが常識の世界のなかで、現在のビジネスホテルリーダーたちは違います。
きれいです。
清潔です。
東横インは全社的に「床をピカピカに磨くように」という方針だそうです。
東横インも、スーパーホテルも、AZホテルも、どのビジネスホテルもきれいで、清潔感があります。
施設も、設備もきれいにメンテナンスされていて、古いかもしれませんが、清潔感のある古さで気になりません。
最強の理由3.安心
3つ目の理由は「安心」です。
安心感ですね。
コンビニも同じですよね。
セブンイレブンに行ったら、大体、どんなものが置いてあって、どんな感じで、何を買おうか予測できます。
この予測可能性が大事ですね。
ホテルでも同じです。
東横インに行ったら、大体、どんなものがあって、どんな感じで、どんな宿泊体験になるのかが予測できます。
予測可能性が高いです。
だからこそ、安心感につながります。
実際、東横インも、いつどの店舗に宿泊したとしても、きれいで変わらない客室、リーズナブルな料金で安心感を提供することを意識されています。
「繁忙期に泊まろうとしたら、2万円!」ということのないリーズナブルで安心できる価格。
「東横インA店で泊まって、次にB店で泊まったら、ほぼ客室が同じ」という安心感。
この安心感という要素は意外に重要だと考えてます。
「このホテルは大丈夫かな??」
ある種のチャレンジなわけです。
当たりはずれのあるチャレンジ。
当たれば満足な宿泊体験。
はずれたら、残念な宿泊体験。
僕みたいにチャレンジしようと思ってホテル選びしていたり、ブログネタだと思ってホテル選びしている人は別として、一般的にはホテル選びで失敗したくはないもの。
そういう意味で、安心感はすごい優位性があります。
最強の理由4.無料朝食
価格が安いのに、朝食も無料でついてくる。
これはすごい。
なんだかんだ言って、朝食代ってお金がかかりますから。
これがたとえ500円分くらいだとしても、それがホテル代に入っているのなら、無駄な出費をおさえることができます。
朝食代分、オトクです。
無料朝食、いいです。
あと、細かいですが、wifiも速い。
最強の理由5.安い
東横インが最強ビジネスホテルの理由として、最後は「安い」ということです。
この「安い」というポイントは東横インとAZホテルは別格です。
「いつでも安い」んです。
ただ、単に「安い」ホテルなんてのはいくらでもあります。
重要なのは「いつでも安い」かどうか、です。
普通のホテルでは繁忙期は価格が上がります。
「繁忙期に泊まろうとしたら、2万円!」
なんてビジネスホテルもあるみたいですから、そういう意味で「いつでも安い」ということは非常に重要なことです。
東横インではゴールデンウィークでも、お盆でも、7,800円(税別)以上の価格はつけない方針だそうです。
東横イン松戸駅前店のお盆・繁忙期の価格はいくらか?
実際、今回僕が宿泊した「東横イン松戸駅前」店の場合。
宿泊したのはお盆で、しかも週末。
東京都内で1泊1万円を切っているホテルなんか、ほぼほぼない状態。
そのようななかで、東横インだけが前述の通り、価格はお手ごろ価格のまま。
実際に支払った金額は「税込 5,600円」です。
この時期でホテル検索したかぎりでは、最安値のレンジです。
じゃあ、なんで松戸駅なのかと申しますと、東京都内の東横インはすべて満室予約であったみたいで、空室が見あたらなかったんですね。
そういうわけで、東京からアクセスがよくて、駅前の東横インを検索して、こちらの東横イン松戸駅前店を選びました。
繁忙期のホテル宿泊を高コストパフォーマンスにしたいのであれば、東横インは素晴らしい選択肢になります。
これらの理由から、東横インは50-60%がリピーターの宿泊客だそうです。
▲ホテル内にある自動販売機のジュース類も安いです。
最強ビジネスホテルは『東横イン』と『AZホテル』である
ここまでお話してきまして、最強ビジネスホテルは『東横イン』であるという話でした。
ただ、一つ申し上げておきますと『AZホテル』もまた、最強ビジネスホテルです。
「最強ビジネスホテルが2つ??」
と思われるかと思いますけれども、これら2つのホテルは商圏が重なることがないんです。
だから、最強が両立するんです。
前述の通り、東横インはホテル出店を「駅前」に集中しています。
駅前立地で最強ビジネスホテルは東横インです。
では、AZホテルはどうでしょうか?
AZホテルは「ロードサイド型」に集中しています。
駅からははずれています。
地方は想像以上に車社会です。
地方の自動車移動向けのロードサイド型ビジネスホテルというところで言えば、AZホテルが最強ビジネスホテルです。
お互い商圏が重なることがありません。
だから、最強が両立します。
東横インは全てのビジホの基準となる存在
そういうわけで、東横インは最強なわけですから、比較対象として、すべてのビジネスホテルの基準になる存在とも言えます。
東横インには館内に露天風呂や大浴場はありません。
だから、差別化として、それらを設置します。
東横インは朝食が高グレードではありません(すみません)。
だから、差別化として、朝食のグレードを想像以上にします。
東横インより、部屋が広く、グレードが高い。
東横インより、○○が充実。アクセスがいい。
そういったかたちで、付加価値でビジネスホテルを差別化する必要があります。
▲ロビーに無料の水サーバーがあります。サービスいいです。
立地、設備、清潔感、安心感、そして価格。
これらのどれかでも、東横インを下回っていれば、東横インに宿泊したほうがメリットあるのですから、お客さんを逃がしてしまいます。
東横インは最強ですから、どれも水準が高いです。
清潔感と安心感は高水準ですから、超えるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
ただ、あくまで宿泊特化型ビジネスホテルの場合です。
シティホテルはまた別のジャンルになります。
外資系ホテルチェーンのハイアット、マリオットといったところともバッティングしませんし、マンダリンオリエンタルやペニンシュラなどの高級ホテルともバッティングしません。
▲コインランドリーもあります。
ナインアワーズ(9h)と東横インを比較してみる
ナインアワーズ(9h)は今回、東京滞在で宿泊しましたオシャレカプセルホテルです。
個人的な評価としてはなかなかよかったです。
これはこれで、アリです。
なぜならば、ナインアワーズ(9h)は・・・
・東横インより、部屋はせまい(カプセルなので)。
・ちなみにお風呂もないです(共用シャワーブースのみ)。
・東横インより、朝食が劣る(朝食ないので)。
これらのデメリットはありますが、、、
・東横インよりも、断然オシャレ。
・東横インより、価格が安い(まあ、カプセルホテルですので)。
こういう違いがあることで、それを選ぶ人の価値観ですから、こっちのほうがいいや、ということで選ばれるわけです。
ナインアワーズ(9h)に宿泊する人は、なかなか東横インには泊まらないんじゃないでしょうか。
そういうかたちで、東横インはすべてのビジネスホテルの評価指標としての基準になる存在であると感じるわけです。
東横インの店舗情報
東横インは日本最大級のビジネスホテルチェーンになります。
ですから、店舗一覧は東横インのホームページをごらんください。
こちらでは、僕が実際に宿泊した店舗について写真と共にご紹介したいと思います。
東横イン松戸駅前店
東横イン松戸駅前店
住所:〒271-0092 千葉県松戸市松戸1242-1
電話番号:TEL 047-364-1045