中国の古都・開封。
「東京」と呼ばれたこともある街。
今回の中国半横断一人旅で一番いいホテルに宿泊しました。
それがこの「プルマン開封建業」。
フランス資本のアコーホテルズのハイエンドブランド「プルマン(PULLMAN)」ブランドのホテルです。

実際に宿泊してみて、大満足ですね!!
場所が人口60万人都市の開封市だからの価格で、東京とかだったら1泊7-10万円クラスのグレードですね。

客室からの眺望の点ではちょっと難ありでしたが、ホテル全体としてはすごくよかったです!
プルマン開封建業の概要

プルマン開封建業は開封市で一番の観光地「清明上河園」の北側すぐそば。
「清明上河園」は中国では5Aクラスの観光地(中国では観光地をランク分けしているみたいで)なので、わかりやすいですし、行くにも便利。
とは言っても、プルマン開封建業自体の敷地が広大なので、徒歩はやめたほうがいいです。
ちなみに僕は「清明上河園」は行ってません。
ホテルから一番近い有名観光地なんですが。
それは再現テーマパークだからです。
歴史的なものが何かあるわけではなく、お金かけて当時の再現をしたテーマパークだったので。
プルマン開封建業のフロア構成

面白いのがこのプルマン開封建業のフロア構成です。
そもそも2フロア構成なんですね。
1階と2階。
それでロビーが2階なんです。
でも、正面玄関の写真を見てもおわかりのように、1階っぽいですよね。
それでなかに入って、奥にある池は下のほうにある・・・
推察するに、手前側の湖とアプローチの高さが2階の部分と合わせられていて、奥側の池などのところは1階に合わせられている。

つまり、奥は崖というか、高低差がすごくあったところを利用してうまく2階建てに建てられているという、建築的にはすごく面倒くさい、お金かけた建築物になっているのです。
まあ、大してご興味はないと思いますが。

ちなみに2階にロビー、ロビーラウンジ、客室。
1階はプルマン・カフェ(レストラン)、宴会場、スイミングプール、フィットネスセンター、客室。
そういう構成になっています。

LTW Designworksがデザインしたホテル

僕が個人的に大好きなホテルデザインユニット「LTW Designworks」がデザインしたホテルになります。
都市やリゾートのホテルデザインで知られる国際的なデザイン事務所です。
エスニック感覚に欧米風のデザインをミックスさせた独特のデザインで高く評価されています。
実績にはマンダリンオリエンタルホテル東京、リッツカールトン香港、フォーシーズンズソウルなど。
客室のカードキー。
客室のドアの時点で、デザインされてますね。
プルマン開封建業の部屋

まず、部屋は広いです。
40平方メートルを超える広さ。

デザインテイストも、中国っぽい赤を織り込みつつ、黒っぽいトーンでまとめています。
ラグジュアリー。

ナチュラル感がありつつも、チャイニーズテイストの入ったチャイニーズモダンラグジュアリー。
外も楽しめるようになってました。
使ってないですけど。
広大な敷地と湖のロケーション。
LTW Designworksがデザインしたホテル。
そんなものすごいハイエンドな組み合わせ。

赤を取り入れてます。
こういうデイベッドみたいな伝統的な中国スタイルっぽい。
プルマン開封建業のバスルーム・アメニティ

すごい浴槽(バスタブ)。
全部、石貼りでつくりこんだ仕様。

めちゃくちゃお金かけてんなー。
お湯の量も半端じゃない量が必要。
石貼りなので、当たったら痛かったり、さわり心地が悪いとか、デメリットもいろいろ。
高級感と贅沢感はすごいですね。
洗面まわりもこんな感じ。
石張りと金属製の洗面ボウル。
デザインされてますね。

シャワーブースは別途。
水栓金具はほぼKOHLER製。
トイレはまさかの世界のTOTO。
これまた、まさかのウォシュレット付タイプ、、、

なのですが、リモコンの電池切れで使用不可。
まあ、気にしないので、特に連絡もせず。
アメニティのシャワージェル、シャンプーとかはC.O.Bigelow。
C.O.Bigelow(シー・オー・ビゲロウ)とはアメリカで最も歴史あるアポセカリー(調剤薬局)の名前のブランド。200年近くも続く薬局だそうです。
そこのブランド商品でニューヨーカーにも大人気だそう。以来、トーマス・エジソンやエレノア・ルーズベルトが愛用するなど伝統のある魅力的な商品が長く愛され続けているそうです。
プルマン開封建業のラウンジ

ホテルプランでエグゼクティブラウンジのアクセス付で予約してまして。
それでエグゼクティブラウンジにウッキウキで伺いましたら、閉まってました。
・・・・・どういうこと?
そういうわけで、ロビーのお姉さんに聞いてみると、
「今日はこっちのラウンジを使ってね」
って言われたので、ロビーラウンジに。

おそらくは、ですけど、お客さん少ないから、エグゼクティブラウンジ利用客は当日はたぶん、僕だけ+αくらいだから、かな。
ロビーラウンジはどう?

いやー、いいっすね。
落ち着いた雰囲気。

中国っぽいテイストも入れつつ、
石も入れつつ、
質感のいいファブリックなんかも。
いいですねー。
イスもオリジナルだと思うんですが、中国の伝統的なデザインを踏襲したチャイニーズチェアもありまして。
ラウンジで飲んだカフェラテもなかなかおいしかったです。
オードブルみたいなものを盛り合わせでいただきました!
プルマン開封建業の食事(朝食)

朝食も、エグゼクティブラウンジが閉まっていたので「プルマンカフェ(PULLMAN CAFE)にて。

朝食の品数も多く、地元料理もいくつか。
中国っぽい麺。
あと開封名物らしい五色染糖?というスイーツっぽいモチモチ食感のやつも食べました。

グラス割りました。弁償しました。

それで、ジュース取ろうとしたら、グラス割りました。
いや、こんなところにグラスを置く奴が悪いと思うんだけどなー。
まあ、割っちゃったのはしょうがないので弁償しました。
グラス代:50元(約820円)
まあ、そこそこいいお値段ですね。
現地の水準からしたら、やっぱり高級なんだな、と感じます。
プルマン開封建業の価格

今回の「プルマン開封建業」の宿泊料金は20,856円。
予約はHotels.comからしました。
ラウンジアクセスと湖が見える客室ということで、比較的お高めなプランを選択。
なので、ラウンジアクセスなしで、一般的な客室では1泊15,000円程度。
1.5万円くらいの価格帯ホテル。
とはいえ、場所が人口60万人都市の開封市。
人口規模が小さい都市だからの価格帯でして、東京とかだったら1泊7-10万円クラスのグレード。
客室も広く、内装・設備のグレードも高級な部類のなかでも、なかなかアッパークラス。
総じて満足。
プルマン開封建業のアクセス

プルマン開封建業は開封市で一番の観光地「清明上河園」の北側すぐそば。
・名称:プルマン開封建業
・住所:河南省开封市龙亭区
・地図:
まとめ

開封市で宿泊するならば、プルマン開封建業はベストホテル!
広大な敷地と湖のロケーション。
LTW Designworksがデザインしたホテル。
そんなものすごいハイエンドな組み合わせ。
これまで100以上のホテルに泊まってきて、この価格帯でこのグレードは最高にコストパフォーマンスがよいです。
開封市に再訪する機会があったら、またこのホテルに泊まります。
中国国内でも、コストパフォーマンスからすると、かなり高いのではないでしょうか。
個人的には今のところ、中国国内では、このプルマン開封建業とJWマリオット鄭州は最高クラスのコストパフォーマンスホテルだと思っています。
開封なら、プルマン開封建業。
鄭州なら、JWマリオットホテル鄭州。
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筆者である私は楽天トラベル、hotels.comの2つをメインの宿泊予約サイトとして利用しています。
楽天トラベルは楽天スーパーポイントが宿泊料金の1-2%還元。
hotels.comは10泊すると1泊無料です。
ちなみに今回はhotels.comで予約して宿泊しましたので、同じようにhotels.comでの予約をおすすめします!