[働き方シフトチェンジ!]あなたは、○○キャリ派 [01]

自分に合った働き方を見つけよう
従来のキャリア観にとらわれない、新しい働き方の例を、実践している人の事例をまじえながら3つ紹介。自分の価値観に近い働き方を選ぶきっかけにしよう。


結婚・出産後も、長く働き続けたい
ロンキャリ派(ロングキャリア女子)

「専業主婦希望」でもなければ「キャリアウーマン希望」でもない。「仕事か家庭か」という2択ではなく、「仕事も家庭も両方こなしたい!」と考え、仕事はもちろん、家事・育児にも積極的に関わりたい意識がある。

[check!]こんなあなたはロンキャリ派
□ 仕事もプライベートも含めて自分の人生だと思う
□ 家族やパートナー・子どもと過ごす時間も大切にしたい
□ 結婚後、パートナーの稼ぎで  生活しようとは思わない
□ 家事・育児は  パートナーと分担してやりたい
□ ずっと社会との接点をもっていたい

在宅でオフィスワーク!育児も趣味も大切にしたい。
『株式会社Waris』登録スタッフ塘口寛子さん(40代)

糸島市に在住しながら、在宅勤務で福岡市内のとある企業の人事業務に携わっている塘口寛子さん。在宅で業務にあたるのは週1~2日。電話やメールで社内とやりとりしながら、人事制度の作成にあたっている。一つの企業にフルタイムで出社する、いう従来型の働き方ではなく、働く場所・時間からもフリーになって、自身のキャリアを活かして働く、という選択をする女性たちが、今少しずつ増え始めている。

塘口さんがこんな働き方を始めたきっかけは、「パートタイムプロフェッショナル」という新たな働き方を提唱する『株式会社Waris』を知ったからだ。かつて塘口さんは、関東で約15年間、人事・教育などを担当する正社員として大手企業に勤めていた。出産後、一時退職したものの2年ほどで再就職。フルタイムで働きながら、仕事と子育てを両立する日々。4つの業務を兼務する立場になり、子どもが寝た後に仕事をするなど、ハードワークが続いた。子どもにも家事にも手が回らない…そんな日々は「もう辞めよう」と40歳で退職を決意。ちょうど子どもも小学校入学のタイミングだった。

福岡に移住後、今の働き方を見つけた塘口さん。「今まで培ってきたスキルは自分の“大好きなこと”ではないけれど、“得意なこと”なのは間違いないんです。その得意分野を社会に活かせる場があるなら、使わなければもったいないって思ったんです」。今は、仕事の時間も持ちつつ、本当に大切にしたいことには優先的に時間を確保するように心がけているそう。「正社員も専業主婦も経験したけれど、仕事だけ、育児だけ、のどちらも自分らしくないなって気がつきました。会社で働く時間、子どもに向き合う時間、好きなことに没頭する時間、どれもあるから私らしいのかな」。そう穏やかに微笑む塘口さん。自分らしい日々を送る彼女の充実感が、その笑顔に映し出されていた。仕事か、育児か、の2者択一でなく、どちらも大切にできる新しいワークスタイルが、ここ福岡でも広がり始めている。

written by 編集部