今回はサスペンス映画のご紹介です。
まず「シンプル・プラン」1998年アメリカの映画です。
ふとしたことで大金を手にした人々が
平凡だけどかけがえのない生活を失っていくサスペンス。
雪深い田舎町のふつうの人々が、大金を手にして人生の歯車が狂いだして…
「お金さえあれば幸せになれる」と考えがちだけど
人の弱さ、欲望の強さをみせつけられる映画です。
「星の王子さま」(サン=テグジュペリ著)の
“人間たちはもう時間がなくなりすぎて
ほんとうには、なにも知ることができないでいる。
なにもかもできあがった品を、店で買う。
でも友達を売っている店なんてないから
人間たちにはもう友達がいない。“
というキツネの台詞を思い出しました。
次は「パーフェクト・プラン」2011年アメリカの映画です。
こちらも雪深い田舎町が舞台。
保険のセールスマンが
新しい顧客を獲得しようと孤独な老人宅を訪問。
ふとしたことから老人が高額なバイオリンを所有していることを知り
小さな出来心から、落とし穴に落ちていく。
見終わったあと、もう一回みたくなる映画です。
2作とも『プラン』・計画が思わぬ方法へいってしまう映画ですがまったく違う面白さ。
共通点は、主人公が隣にいそうな、普通の人だということ。
是非、両方、できれば「シンプル・プラン」の方からみていただけると
面白さ倍増の映画だと思います。
素敵な映画、本、音楽に触れることも自分への投資ですね。
おすすめです。ドキドキしてください(^^)