ライフスタイル

デザインがまちを変える

門司港グランマーケット
歴史や資源を活かし、まちの魅力を伝える手段としてよりよいマーケットをデザイン。

春と秋に年2回行われ、2日間で約6万人を動員する『門司港グランマーケット』。雑貨やアンティーク、ハンドメイド、クラフトを中心に、カフェやファッションなど様々なライフスタイルの“今”を発見できるマーケットとして人気を集めている。

企画・運営は門司港でアンティークショップを営む松永浩一さんが代表を努めるM A C(門司港アンティークカンパニー)。ロゴマーク等の制作はM A Cメンバーでもある田川昌輝・真季さんの2人がディレクション・デザインを担当している。田川さんの本業は企業のマーケティング・ブランド戦略を手がけるデザイン事務所。「マーケットはリアルなビジネスの縮図です。デザイン以外の企画・運営等、全ての実務に携わる事で事業として継続するために必要なビジネスモデルからデザインできる事が面白いなと思い、立ち上げ時から参画しています。」

多色ストライプと建物のシルエットは、門司港の地に様々なお店や人が集い、賑わいを紡ぎだす場を、ロゴはマルシェバッグの中に配置し、買い物を楽しむワクワク感を表現。

屋外イベントの多い門司港で、遠目からでも「グランマーケットだ」と分かるように、ロゴをはじめとした、マーケットに関するビジュアルデザインは「誰もがワクワク心躍り、心に刻まれるもの」を心がけた。会場でストライプのテントがずらりと並ぶ様子は華やかでエキサイティング、確かにグランマーケットならではのものだ。参加店舗数は200を超え、マーケットエリアも年々拡大。2013年秋からは「世界に発信するマーケット」をコンセプトとした「RUE DU BAC(リュー・デュ・バック)」も展開。門司港のロケーションや歴史的価値のある地域資源を活かしながら、今後も規模を拡大していく予定だ。「出店者も来場者もみんなが楽しめて、門司港を好きになったり、また来たい、と思ってもらえるマーケットを、これからもデザインしていきます」。次の開催は今年の秋だ。

【左】このような大規模の屋外マーケットは全国でも珍しいそう。北海道から鹿児島まで、全国から出店者がやってくる。【右】「RUE DU BAC」は異国情調漂うレトロなロケーションと相まってパリやロンドンのマーケットに訪れた気分が味わえる。

【左】「本物志向の大人のお店」が集まる「RUE DU BAC」のロゴデザイン。「渡し舟通り」を意味するパリの地名で、渡し舟のモチーフに、月桂樹と王冠を配し、特別に選ばれたショップの集合体を表現している。【右】昨年冬、M.A.Cメンバー3人でロンドン研修に。右から代表の松永さん、田川さん、真季さん。ポートベロー・マーケットなど15以上のマーケットを巡った。

M.A.C (門司港アンティークカンパニー)
住/北九州市門司区港町5-1 海峡プラザ IN THE MOOD内
TEL/070-5273-0877(10:00〜20:00)
http://www.grand-market.net/mac/


design/direction
ATWILL(アットウィル)

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