社会にもっと、私の力を!
ソーキャリ派(ソーシャルキャリア女子)
NPOへ新卒で就職する、社会起業家として活動する、ボランティアや貢献事業に携わる、など仕事を通して社会に自分の力を役立てたいと望む。特に20代など若い世代に多く、仕事=働いて稼ぐこと、ではなく社会貢献のことという価値観をもつ。
[check] こんなあなたはソーキャリ派
□ ボランティア活動に関心がある
□ 給与額はあまり気にならない
□ もっと社会をよくしたいと考えることがある
□ 会社の仲間の役に立つことに喜びを感じる
□ 仕事の意義とは誰かの役に立つことだと考える
社会が自分を必要として求めてくれる場所がある。
『和酒ばる』若女将福田桃子さん(30代)
「私は“周りから必要とされる場所”でがんばる」。自分を型にはめない福田さんの仕事観を作ったのは、カンボジアでの経験が大きい。学生時代、アルバイト先店長の友人が運営する、カンボジア孤児によるサーカスの日本ツアーサポートに誘われた。「真摯な姿勢と芸術性に感動して、最後は現地まで行きました」。帰国後、市民活動サポートセンターに勤務するも、「人がつながって地域が活性化するバルを作りたい」と知人に依頼され、未経験の飲食業へ。「地元酒蔵のおいしいお酒を紹介して、食で街おこししたいですね」と、新たな立場から社会貢献を目指す。
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