
昨日の朝、西鉄天神大牟田線大橋―井尻間の踏切付近で、
男性が電車にはねられ亡くなりました。乗客へのけがはなかったとのこと。
この事故で電車は約40分、現場に停車。
上下線ともダイヤが大きく乱れ、混乱は午後まで続きました。
私も通勤時間帯のことでしたので、影響を受けた一人です。
このようなかたちで、お亡くなりになられた場合
死亡保険金が支払われない場合があるのをご存知でしょうか。
共済など保険の種類によっては、「免責」といって支払いの対象外になる場合があります。
遮断機の下りている踏切内の死亡に関しては、
保険金の支払対象外としているものもあるのです。
補償範囲の狭い保険に入っていると、
このようなとき全く役に立たないということも考えられます。
さらにこのような鉄道事故の場合、
電車に損傷や乗客にけが人などが発生した場合は
修理費や乗客の治療費などで遺族には賠償責任が発生する恐れがあります。
そのような場合には、個人賠償責任保険に加入していれば
保険から支払われる可能性がありますが、そうでなければ自己負担となります。
大切な家族を失っただけでも大変大きな悲しみなのに、そこで死亡保険金も払われない、
賠償金も払えない・・・なんてことになったら。
考えるだけでも辛くなります。
「保険」は、万が一のことに備えて加入しますが、しっかり選んでますか?
万が一のときに役に立つように請求の準備はできていますか。
考えたくない万が一のことだけど、保険に加入しているのであれば
内容を確認することからはじめてみましょう。
ご自分でわからないときは、お気軽にご相談くださいね。