2006年11月24日
スキルス胃がん告知からあっと言う間に2週間が過ぎて 入院の日が来た
もう 「まな板の上の鯉だ!」 と腹をくくるような特別な勢いもなく
さぁ行きますかー みたいな 抑揚のない淡々とした感じ
がん拠点病院
とても奇麗な病院 最初に来た時 吹き抜けの受付フロアにグランドピアノなど
ホテルのような趣に なんだかほっとした
どれくらいの期間になるかはわからないけど
辛い治療を受ける中での病院の環境は 患者にとってとても大事なこと
清潔感もあり 患者に余計なストレスがかからないような設備が整っていた
5階北病棟 外科フロア 4人部屋
窓側だったので外の景色が見えて解放感があった
過去に5回も入院経験がある私は、一人ぼっちの個室より
他の患者さんとおしゃべりできる部屋の方が淋しくなくて好きで・・・
でも この経験はがん治療にはあてはまらない事を 後で痛感することになる
とりあえず着替えたり荷物を片付けてバタバタしてたら 突然花屋さん登場!!
大好きな 黄色のお花 が届いた ――― 東京の尊敬する憧れの先輩からだ
さすがの粋な計らいに 緊張していた神経が少しほだされ
お部屋も気分も明るくなった
次の日は後輩たちが ピンク色のお花 を ――― そして
その次の日は京美人の友人が オレンジ色のお花 を持ってきてくれた
窓際はお花でいっぱいになり 華やかなお部屋になった
/// 嵐の前 の穏やかな3日間が過ぎた ///
☆いっこ☆